4月に新年度を迎え、新しい仕事を任されたり新しい生活を始めたりする方も多いと思います。
今回は、インスタグラムで何か新しいことできないかな、と思っている皆線に向け、昨年度(2020年度)に発表されたインスタグラム新機能やアップデートに関する発表を月別に一気に振り返ってみます!
目次
- 2020年度のインスタグラムのトレンド振り返り
- 2021年度インスタグラムマーケティングを始める前におさえておきたい注目のトピック
- 2021年3月発表のインスタグラム新機能・アップデート(Liveルーム4人配信)
- 2021年2月発表のインスタグラム新機能・アップデート(メッセンジャー統合開始等)
- 2021年1月発表のインスタグラム新機能・アップデート(ダッシュボード提供)
- 2020年12月発表のインスタグラム新機能・アップデート(リールショッピング等)
- 2020年11月発表のインスタグラム新機能・アップデート(キーワード検索、一緒に見る等)
- 2020年10月発表のインスタグラム新機能・アップデート(バッジ、IGTVショッピング等)
- 2020年9月発表のインスタグラム新機能・アップデート(メッセンジャー、おすすめ投稿等)
- 2020年8月発表のインスタグラム新機能・アップデート(リール登場、ライブショッピング等)
- 2020年7月発表のインスタグラム新機能・アップデート(コメントピン等)
- 2020年6月発表のインスタグラム新機能・アップデート(IGTV広告テスト等)
- 2020年5月発表のインスタグラム新機能・アップデート(ライブ動画保存、応援スタンプ等)
- 2020年4月発表のインスタグラム新機能・アップデート(デスクトップDM、料理を注文スタンプ等)
- さいごに
2020年度のインスタグラムのトレンド振り返り
2020年度も近年のトレンドの通り多くのeコマース(ショッピング)関連機能が登場しました。加えてインスタグラムアカウントの収益化に新たな道が示されたこと、いわゆる投げ銭の「バッジ」機能の登場は、インスタグラムを舞台に活躍する人々にとって収益化への新しい希望になる大きなニュースだったと思います。
2020年度はまた、ライブ配信やユーザー同士のコミュニケーションを促進する機能が大変充実しました。未曽有の事態に直面する世界中のユーザーが必要としたものを素早く提供することでメガプラットフォーマーとして社会に貢献しようというインスタグラムのポリシーを感じさせる動向でした。
今後の動向を注目したいのが、キーワード検索機能が追加されたことです。より目立つ位置にインスタグラムの投稿を表示させるにはどうすればよいのか、そのアルゴリズムを研究しSEO的なテクニックで対応することがインスタグラムでも必要とされるかもしれません。
2021年度インスタグラムマーケティングを始める前におさえておきたい注目のトピック
本記事は2021年3月から逆時系列でインスタグラムの新機能やアップデートの発表を一年分まとめていますが、たくさんの発表があり読んでいくのも大変なので、ここではインスタグラムマーケティングで押さえておきたいトピックのみを先にピックアップしてみました。
詳細は各月のパートでご確認下さい(発表年月をクリックすると、月別のパートにリンクします)。
インスタグラムのオンラインショッピング関連トピック
インスタグラムリールにショッピングが登場(2020年12月発表)
インスタグラムショッピングがIGTVに拡大(2020年10月発表)
インスタグラムのチェックアウト機能が米国で本格展開される(2020年8月発表)
「インスタグラムショップ」登場(2020年5月)
事業者がプロフィールにアクションボタンを追加できるように(2020年4月発表)
インスタグラムの動画・ライブ配信関連トピック
「Liveルーム」で最大4人で一緒にライブ配信ができるように(2021年3月発表)
インスタグラムライブが4時間可能になるなどアップグレード(2020年10月発表)
インスタグラムの投げ銭機能バッジが登場(2020年10月発表)
インスタグラムリール登場(2020年8月発表)
ライブ動画をIGTVに直接保存してシェアすることが可能に(2020年5月発表)
インスタグラムの広告関連トピック
IGTV広告のテスト開始(2020年6月発表)
インスタグラムの投稿管理関連トピック
パフォーマンスを把握できるプロフェッショナルなダッシュボード(2021年1月発表)
削除したコンテンツを復元する「最近削除済み」機能(2021年2月発表)
デスクトップからインスタグラムダイレクトメッセージにアクセス 可能に(2020年4月発表)
インスタグラムの検索性改善関連トピック
インスタグラムキーワード検索(2020年11月発表)
インスタグラム「まとめ」が全ユーザーに拡大(2020年11月発表)
それではここからは2020年度のトピックを月別に振り返ってみましょう。
(注)以下の記事は当社EmbedSocialグローバルサイトで2021年3月に発表されたブログをベースに日本市場向けに翻訳したものです。インスタグラムの機能の一部は、ユーザーの種類や地域により公開に時間差などがあるため、今回ご紹介した機能の中には日本のユーザーはまだ使えないものが含まれていますが、世界的なインスタグラムマーケティングのトレンドをイメージしやすくするため、日本未導入の機能も含めてご紹介ております。また、ご紹介する内容は主に発表時点の情報をもとに作成しておりますので、現時点の仕様と異なる可能性があることもご了承ください。
2021年3月発表のインスタグラム新機能・アップデート
「Liveルーム」で最大4人で一緒にライブ配信ができるように
かねてから要望が多かった、インスタグラムを使ったライブ配信機能「Liveルーム」が発表されました。以前は自分とゲストの1人までしか一緒に配信が出来なかったのですが、この「Liveルーム」ではゲスト3人と一緒に4人でライブ配信が行えます。
Liveルームは、フォロワーからの質問に答えたり、トークライブを行ったり、他のアーティストとの交流を行ったり、あるいは今までよりも多い人数で友達と交流したりすることを目的としています。
「Liveルーム」の使い方は以下の通りです。
- インスタグラムを開きます
- 左にスワイプして、「ライブ」モードをタップします
- タイトルを追加して、「ルーム」アイコン(画面下部中央の丸いボタン)をタップしてゲストを追加します
- ゲストを検索して追加したり、あなたと一緒のライブ配信をリクエストした人を追加します
実はこの機能は単純な多人数による配信機能ではありません。皆さんのインスタアカウントの収益化にも貢献します。ライブ配信中には、視聴者はバッジを購入(投げ銭)して、配信者へ応援を表明することができます。
今後、司会者のコントロールやオーディオ機能など、「Liveルーム」のより高度なツールが期待できます。要望の多かったこのアップデートから、どんなクリエイティブなコンテンツが配信されるのか、楽しみですね。
2021年2月発表のインスタグラム新機能・アップデート
インスタグラムとフェイスブックが「アプリ間コミュニケーション機能」の提供開始
2020年9月に告知があったように、インスタグラムとフェイスブックは、アプリ間コミュニケーション機能を提供開始しました。それに伴い、一方のアプリのユーザーがもう一つのアプリ上のあなたを見つけ、メッセージを送ることが出来るようになりました。
この機能は、単にメッセージを送ったり、検索したりするだけではなく、ビデオチャットをしたり、複数のプラットフォーム間で投稿を共有することもできます。
さらに、あなたにメッセージを送ることが出来る人を選ぶこともできます。フェイスブックの「プライバシー設定とツール」に移動して、メッセージのオプションを管理します。
このクロスファンクショナルな機能は、あなたの現在の状況の表示にも適用されます。この機能を有効にすると、両方のプラットフォーム上であなたがオンライン状態にあることが表示されます。
最大4人の友達と一緒に配信が出来る「Liveルーム」をインスタトップが発表
インスタグラム責任者であるモッセーリ氏は、友人を集めて一緒に配信できる機能「Liveルーム」の開始をテレビ番組のインタビューで発表しました。
今回のアップデートでは、最大4人までLiveルームに参加することができ、フィルターを使って会話をより楽しくすることができます。
チャットしたい人全員と会うことができないパンデミックの時代に、この機能は間違いなく重宝するでしょう。(機能の詳細は上記2021年3月発表の新機能の項目を参照ください。)
削除したコンテンツを復元する「最近削除済み」機能
インスタグラムはユーザーからの要望に応え、削除した写真や動画を復元するための「最近削除済み」機能を追加しました。
これは、ハッカーがアカウントにアクセスした際にコンテンツを削除してしまうことがあるため、その対策にもなります。
「最近削除済み」機能は、このような仕組みになっています。
- あなたが削除した(アーカイブに入っていない)ストーリーは、最大で24時間、「最近削除済み」フォルダに残ります。
- それ以外の写真、動画、リール、IGTVビデオなどは、30日後に自動的に削除されます。
この30日間に、削除したコンテンツにアクセスするには、以下の手順に従ってください。
- 「設定」に移動
- 「アカウント」を選択します
- 「最近削除済み」をタップ
- 投稿を復元するか、または完全に削除します
なお、「最近削除済み」からコンテンツを完全に削除または復元する場合、インスタグラムは手続きを進める前に、あなたが正しいアカウント所有者であることを確認するよう求めることがあります。
2021年1月発表のインスタグラム新機能・アップデート
パフォーマンスを把握できるプロフェッショナルなダッシュボード
インスタグラムは、これまでに発表した中で最も価値のある機能のひとつである「プロフェッショナル・ダッシュボード」を、インスタグラムのすべてのビジネスアカウントおよびクリエイターアカウントに提供することを発表し、2021年の素晴らしいスタートを切りました。
これは、クリエイターやビジネスユーザーに必要なツールを提供し、彼らの情熱を収益化し、中小企業や自営業者を支援するための、インスタグラムの継続的な取り組みのひとつです。
このプロフェッショナル・ダッシュボードができることは以下の通りです。
- インスタグラムアカウントのパフォーマンスに基づいたインサイトやトレンドの発見をサポートします
- ビジネスをより効率的に運営・構築するための新しいツールへのアクセスを提供し、収益化の状況や適格性をチェックします
- インスタグラムを最大限に活用するためのヒント、コツ、ガイダンス、インスピレーションなどの教育リソースを提供します
このプロフェッショナルダッシュボードには、時間の経過とともにさらに多くのリソースが追加されることが予想され、プロフェッショナルが自分に最適なツールを発見し、アクセスすることが容易になるでしょう。
2020年12月発表のインスタグラム新機能・アップデート
インスタグラムリールにショッピングが登場
インスタグラムは、フィード、ストーリーズ、IGTV、ライブなど、アプリ上のすべてのフォーマットでショッピングが可能になりました。
数ヶ月間のテストを経て、リールでもショッピングが可能になったことがインスタグラムトップのモッセーリ氏のツイッターで発表されました。
これに伴い事業者やクリエイターは、リールの作成時に商品をタグ付けすることができるようになっています。ユーザーがこのコンテンツを含むインスタグラムのリールを見ると、「商品を見る」ボタンをタップして、購入したり、保存したり、フィーチャーされた商品の詳細を知ることができます。
より透明性を高めるために、クリエイターはリールに「ブランドコンテンツ」タグを追加して、商品の宣伝のために報酬を得ていることを示すことができます。
動画を使ったショッピングが普及している今、今回のアップデートは、オンラインショッピングをする人にとって、インスタグラムでのショッピングをより魅力的なものにするでしょう。
私たちは、インスタグラムアプリの次のショッピング関連のアップデートがどんなものになるか、とても楽しみにしています。
インスタグラムで友達の写真を加工して、チャットを盛り上げる
インスタグラムは、友達とのチャット中にさらに楽しい時間をもたらす別の機能を追加しました。
最新のアップデートでは、友達の写真を使って遊び、それらをミックスして、会話の中で送り返すことができるようになりました。
このような仕組みになっています。
- 友だちからのフォトメッセージを見る
- 下部のカメラアイコンをタップして、返信を撮影する
- 写真を動かしたり、サイズを変えたり、シールや文字、絵で落書き
また、リプレイをコントロールすることもできます。例えば、友達に一度しか見せたくないメッセージは、「1回表示」を選択することができます。さらに「リプレイを許可」をタップすると、友達があなたのメッセージを見る時間を増やすことができます。このオプションで送信された写真やビデオは自動的にループするので、友達はタップ&ホールドで一時停止することができます。
現在(2020年11月時点)、このアップデートはInstagramのバージョン24(iOS版)とバージョン24(Android版)で提供されているので、ぜひチェックして楽しみながら利用してみてください。
2020年11月発表のインスタグラム新機能・アップデート
インスタグラムキーワード検索
インスタグラムのトップであるモッセーリ氏は、自身のツイッターで、非常にさりげなくキーワード検索を発表しました。
例えば、これまでは「ごはんのおとも」を検索したい場合、ハッシュタグ「#ごはんのおとも」が付いた投稿や、名前やプロフィールに「ごはんのおとも」を含むアカウントしか検索できませんでした。
キーワード検索では、ハッシュタグが付いていなくても、キーワードやキーフレーズを検索すれば、実際にごはんのおともが載っている投稿の結果を見ることができます。
最初は大したことがないように見えますが、よく考えてみると、この機能は、人々のインスタグラムの使い方を変え、そしてクリエイターや企業のマーケターがこの新しい使い方にどのように対応していくかを検討するよう、促すかもしれません。
もう少し説明しましょう。キーワードにはいつも明確な意図が隠されており、そしてその検索意図に最も合致する可能性の高い投稿を表示するのが検索機能です。これってどこかで聞いたことがあるような…?
そう、グーグルがやっていることです 🙂 。
マーケターであれば、インスタグラムが上位の投稿をどのようにランク付けするかを理解するために、すぐに反応するでしょう。インスタグラムの投稿にSEOマジックをかけて、「いいね!」が多い、プロフィールが検証されている、コンテンツが最適化されているなど、何が1位になるのかを調べようとするかもしれませんし、どんな組み合わせが良いのかを調べようとするかもしれません。
では、インスタグラムは新しい検索エンジンになるのでしょうか?インスタグラムは新しい検索エンジンになるのか、特にモバイルでの検索意図の一部を置き換えることができるのか?これはインスタグラムSEOの始まりでしょうか?
しばらく様子を見てみましょう。
インスタグラム「まとめ」機能が全ユーザーに拡大
インスタグラムは、「まとめ」機能を拡張し、すべてのユーザーが記事のような投稿を作成できるようになりました。つまり今、この機能が投稿、商品、そしてより多くのユーザーに拡大しています。
2020年11月17日付で、インスタグラムは、当初は特定のクリエイターのみが利用できた「まとめ」機能を、すべてのユーザーに許可すると発表しました。
これにより、誰もが、どのようなトピックでも「まとめ」を作成して投稿できるようになります。
「まとめ」は英語版ではガイドと呼んでいますが、さまざまなインスタグラムの投稿やキャプション、商品や写真、動画を含むことができるおすすめ記事のことです。旅行先や化粧品、フィットネスなどをフォロワーにおすすめしたいことがある人にとっては、クリエイティブな空間となります。
プロフィール画面右上部にある「+」ボタンをタップすると作成コンテンツリストの中に「まとめ」という項目が加わっています。ここをタップして、まとめタイプを選択し、作成します。まとめが作成されると、ホーム画面の投稿一覧の上部中央に雑誌のような形の「まとめ」アイコンが追加されます。
友達と一緒にリアルタイムで動画が見られる「一緒に見る(Watch Together)」登場
インスタグラムは、大切な人たちとのつながりを保つために、よりエキサイティングなメッセージング体験をユーザーに提供しました。「一緒に見る(Watch Together)」機能によって、みなさんが大好きなSNSプラットフォームを通じた団らんがさらに豊かなものになります。
インスタグラムのアプリをアップデートすると、友人と一緒にIGTV、リール、テレビ番組、映画、話題の動画などをビデオチャットでリアルタイムに視聴することができます。
「一緒に見る」機能の使い方はこちら。
- インスタグラムかメッセンジャーでビデオチャットを開始します
- 右下のメディアボタンを・タップします
- 「テレビ・映画」タブを選択します
- お気に入りのコンテンツを選択
- 視聴をお楽しみください!
メッセージが消滅する「消えるメッセージモード」登場
2020年11月のインスタグラムのメッセージ機能のアップデートでは、もうひとつユーザーから必要とされていた機能が登場しました。それは、時間が経つとメッセージが消えるオプションです。
そう。インスタグラムは、「消えるメッセージモード」の導入を発表しました。
この機能は、あなたがチャットから退出した後、あなたがそれまで見ていたメッセージを消滅させるものです。
なお、ダイレクトチャットで消えるメッセージモードを利用できるのは、インスタグラムでお互いにフォローしている人かMessengerでつながっている人だけです。
消えるメッセージモードを利用するには、既存のチャット画面で上にスワイプすると、自動的に消えるメッセージモードになります。通常のチャットに戻るには、もう一度上にスワイプします。
これはオプションの機能です。誰かと一緒に消えるメッセージモードに入るかどうかは、あなたの判断に委ねられます。なお万が一、あなたが消えるメッセージモードを使用している間に、誰かがあなたのチャットのスクリーンショットを撮った場合、インスタグラムはあなたに通知します。
インスタグラムがホーム画面に「リール」と「ショップ」のタブを追加
インスタグラムのホーム画面のナビゲーションが一新されました!
短くて面白い動画の人気が高まり、オンラインでショッピングをしたり、クリエイターのおすすめのショッピング情報を頼りにする人が増えたことを受け、インスタグラムはユーザーのホーム画面に「リール」と「ショップ」タブを追加することを発表しました。
リールタブの目的は、クリエイターによる短くて面白い動画をよりわかりやすく発見できるようにすることであり、ショップタブでは、お気に入りのブランドとつながり、好きな商品をより簡単に購入できるようになります。
インスタグラムのチームは、アプリのコアバリューである「シンプルさ」に焦点を当てながらも、この新しいデザインがアプリに常に求められる新鮮な魅力を与えることを期待しています。
2020年10月発表のインスタグラム新機能・アップデート
ミュージックスタンプが世界中で利用可能に
あなたのインスタグラムストーリーにサウンドトラックを追加する準備はできましたか?ミュージックスタンプが世界中で展開された今、とても簡単に音楽を加えることができるようになりました。
ミュージックスタンプは、テキストやフィルターを追加する以外にも、あなたのインスタグラムストーリーをより魅力的にするために大きな影響力を発揮します。
その方法はとても簡単です。ストーリーを作成し、ミュージックスタンプをタップして、曲を検索するだけです。
曲のどの部分を再生するかは自由に編集できます(15秒まで)。選んだ曲に歌詞がある場合は、さまざまなフォントやデザインで表示することができます。
あなたのストーリーを見た人は、歌詞をタップして、曲を聴き続けたり、アーティストについて知ることができます。
リールの便利なオーディオ新機能
インスタグラムリールは、すべてのリールクリエーターのためにいくつかの便利なオプションを追加しました。
ここでは、主な新しいオーディオオプションをご紹介します。ぜひ活用してくださいね。
- オーディオの保存 – サウンドを保存して、次のビデオで再利用できます。
- オーディオページを共有 – ダイレクトメッセージでビデオを共有できます。
- オーディオブラウザ – 「おすすめ」や「Trend Section」で次のオーディオを見つけられます。
インスタグラムライブが4時間可能になるなどアップグレード
ストーリーとリールの新しいアップデートに加え、インスタグラムはさらに3つの新しいインスタグラムライブのアップデートを発表して、私たちを驚かせました。
- 最大4時間のライブが可能になりました(これまでは最大1時間でした)
- ライブ動画は30日間アーカイブに保存されるので、ダウンロードしたり、次のIGTVコンテンツに再利用したりすることができます。
- 「発見」からIGTVに進むと「Live配信中」セクションが追加されています。これでより多くのライブを発見できるようになりました。
インスタグラムによると、これはクリエイターが自分の興味に沿って、視聴者にリーチし、コミュニティと関わり、ビジネスを構築するための新たなステップということです。
インスタグラムの投げ銭機能「バッジ」が登場
そしてこの月は、インスタグラムライブを利用しているクリエイターに、もうひとつの朗報がありました。
数ヶ月間のテストを経て、ついにアメリカのクリエイター向けにインスタグラムの投げ銭機能である「バッジ」機能が導入されました。
視聴者はライブ動画配信中にバッジを購入することで、コメント欄で目立つことができ、クリエイターのバッジ保有者リストに掲載されるなどの追加機能が提供されます。
既に試した人々によると、ブランドがファンとのつながりを保つのに役立つだけでなく、バッジはインスタグラムで収入を得るのに不可欠なものになるようです。(2020年6月発表時の情報も参照ください。)
バッジ機能はまず米国から導入が始まり、その後フランス、イタリア、スペイン、英国、ドイツ、ブラジル、メキシコ、トルコ、オーストラリア、日本等に順次拡大される予定です。(発表時時点の情報。日本では2020年11月から導入されています。)
世界のクリエイターがこのクールなインスタグラムの機能をどのように活用するのか、楽しみです。
インスタグラムショッピングがIGTVに拡大
IGTVショッピングの登場です。「発見(エクスプローラー)」でのショッピングオプション、ストーリーズでのショッピングタグ、チェックアウト機能に続き、インスタグラムはIGTVでもショッピング機能を拡大します。
これにより、インスタグラムのユーザーがIGTVを見ているときに気に入ったものがあれば、その商品をクリックするだけで、メーカーやショップ等のウェブサイトに誘導され、購入することができるようになります。
素早い購入体験を求めるユーザーと、IGTVチャンネルからの収益化を目指すブランドやインフルエンサーの双方にとって、Win-Winの関係となります。
もちろん、インスタグラムに対して売上の一部から手数料を支払う必要がありますが、オンラインショッピングが重要な販売チャネルとなってきている現在においては、必要経費と考えたほうがよさそうです。
2020年9月発表のインスタグラム新機能・アップデート
フェイスブックがメッセンジャーとインスタグラムを統合
大きなニュースがありました!
フェイスブックは、Messengerアプリとインスタグラムを統合することで、Messengerの最高の機能をインスタグラムにもたらすことを発表しました。このアップデートにより、ユーザーはこの2つのアプリ間でよりスムーズにコミュニケーションをとることができるようになります。
この統合によりどちらのアプリを使っていても、最高のメッセージング体験を得ることができます。例えば、Messengerアプリを使っている人は、インスタアプリをダウンロードしなくても、インスタグラムで連絡を取ることができます(逆もできます)。何よりも素晴らしいのは、メッセージや通話を受信するアプリを自分で完全にコントロールできることです。
インスタグラムを利用している連絡先からのメッセージや通話は、インスタアプリに残りますのでご安心ください。
インスタグラムの新しいMessenger体験では、以下の新機能が利用できます。
- Communicate Across Apps インスタグラムとフェイスブックMessengerのどちらを使っていても、友達とメッセージを送ったり、ビデオ通話に参加したりすることができます。
- ビデオ通話中に友達や家族と一緒に、IGTV、リール、Facebook Watch、テレビ番組、映画などのビデオを見ることができる「一緒に見る(Watch together)」オプション
- 読んでいたメッセージが、チャットから離れると消失する消えるメッセージモード
- ブーメランセルフィースタンプやメッセージのアニメーション効果
- 多彩な色やお気に入りの絵文字のショートカットを使ったパーソナライズされたチャット
- 最大5人の友達やグループにコンテンツを簡単に転送したり、チャット内のメッセージに直接返信することが可能
- 高度なメッセージコントロールにより、誰があなたに直接メッセージを送ることができるか、誰があなたに一切メッセージを送ることができないかをコントロールすることができます
- 不適切な会話を報告するための報告機能とブロック機能のアップデートの改善
発表時点では、このアップデートはいくつかの国だけで展開されますが、その後まもなく世界的に拡大することが期待されます。
「(コンテンツは)以上です!」の下に表示される新しい「おすすめ投稿」機能
インスタグラムは、ユーザーがインスタアプリを延々とスクロールする中毒性のある行動を避けるために、数年前に、インスタグラムユーザーがフィードの最下部に到達したことを知らせる「(コンテンツは)以上です!」機能を導入しました。
しかし現在では、ユーザーがより長くスクロールし続けられるように、ユーザーのフィードの最後に一般のおすすめ投稿や広告を掲載しています。
インスタグラムのプロダクト・ディレクターのロビー・スタイン氏によると、ユーザーは「これで全部コンテンツを見た」と分かった後、この機能を使ってその後どのように自分の時間を使うかを決めることができ、そしておすすめ投稿を見ることを選択した人にとっては、もう少し深いところまで行くことが容易になる、とのことです。
「おすすめ投稿」機能の目的は、ユーザーのエンゲージメントやアプリの利用時間を増やすだけでなく、パブリッシャーがより多くの広告を表示するための新たな土壌を提供することにあります。
この新機能は、すでにグローバルに提供されています。
有料でキャプションにリンクを貼ることができるようになるかも?
フェイスブックが出願した特許によると、インスタグラムがキャプションにリンクを追加する際に課金する可能性があるかもしれません。
現在、インスタグラムでは、1万人以上のフォロワーと認証済みのプロフィールのみ、ストーリーにリンクを追加することができます。
この機能が導入された場合、インスタグラムがキャプション内のリンクを検出すると、リンクを有効にするための支払いを求めるポップアップが表示されます。特許申請書では、価格は2ドルとされていますが、実際の価格はまだ不明です。
IGTVへの自動キャプション表示
将来のキャプション追加機能の可能性について前トピックで触れましたが、キャプションつながりで言うと、インスタグラムは、人々が音を消してIGTVビデオを見ているときに、AIを使った自動キャプションを追加します。
これらのキャプションは、消音で動画を視聴するユーザーにのみ表示されます。もちろん、アカウント設定で、ユーザーはキャプションをいつ、どのように表示するかを完全にコントロールすることができます。
今のところ、この機能は16の言語でスタートしますが、今後数ヶ月のうちに言語数は増えていく予定です。
IGTVの動画がミュートになっていても、メッセージを広めることができるので、多くのSNS管理者やコンテンツ制作者にとって、非常に嬉しいアップデートの一つでしょう。
インスタグラム関連でAIを使って動画にテキストを登場させるのはこれで2回目です。2年前、インスタグラムは、視覚障害のあるユーザーがインスタグラムの体験を改善できるよう、写真に自動代替テキスト機能とカスタム代替テキスト機能を導入しています。
リールが最大30秒まで記録可能に
TikTokの将来が不透明な中、インスタグラムはTikTokから”うまく借りた”機能であるリールから新しく便利な情報をユーザーに提供しています。
ご存知のように、リールは15秒の動画としてスタートしましたが、現在は記録時間が2倍になっています。最新のアップデートでは、クリエイターは最大で30秒の動画を記録できるようになりました。
他にも、タイマーを10秒に設定したり、あらゆるクリップの編集・削除を容易にするなどのアップデートが行われました。
TikTokの動画も最初は15秒まででしたが、最近は60秒に延長しています。インスタグラムも同じ道を辿るのでしょうか…?
2020年8月発表のインスタグラム新機能・アップデート
インスタグラムのチェックアウト機能が米国で本格展開される
少数のパートナーの間でテストされていたインスタグラムのチェックアウト機能が、すでにインスタグラムショップを持っている米国の対象企業およびクリエイターアカウントすべてで利用可能になったことを発表しました。
インスタグラムチェックアウト機能により、人々はアプリを離れることなく、数回タップするだけで簡単に商品を購入できるようになります。また、企業やクリエイターにとっては、インスタグラムで直接商品を販売することで、よりシームレスで安全な方法となり、コストの削減にもつながります。
2020年8月時点では企業がインスタグラムショップを開設するには、「コマースマネージャー」や、ShopifyやBigCommerceなどのEコマースプラットフォームを使用してチェックアウトを行う必要があります。
インスタグラムショップを開設すると、クリエイターが投稿に商品をタグ付けしたり、近日中の発売を通知して商品を宣伝したり、ライブショッピング(次のトピックを参照)でリアルタイムに需要を喚起したりと、さまざまなオプションを利用することができるようになります。
インスタグラムのチェックアウトがあなたのマーケティングや販売戦略に適していると思われる場合は、開始方法の公式ガイドラインをご覧ください。(2021年3月時点で日本未導入)
リアルタイムで買い物ができるライブショッピング機能
インスタグラムは、オンライン・ショッピングに大きな変化をもたらしていますが、この月に発表されたライブショッピング機能はそれを上回るものでした。
手順はとてもシンプルで、企業やクリエイターが自分のコレクションから最大30個の商品をライブストリーミングに追加します。ライブ配信の際には、その商品をピンで留めておくことができ、視聴者はその商品の特徴を知ることができます。気に入った商品があれば、その商品をタップして商品詳細ページを表示し、購入することができます。
インスタグラムのライブショッピングに商品を追加するための正式な手順はこちら。
なお現在(本発表時点)、インスタグラムライブショッピング機能は、米国でインスタグラムのチェックアウトを利用している企業やクリエイターのみが利用できます。
QRコードで簡単にインスタグラムのアカウントが開設可能に
インスタグラムは、ここのところインスタグラムのカメラからしかスキャンできなかった内部のQRのようなコード、ネームタグの機能性を改善しています。
最新のアップデートでは、QRコードの読み取りが可能なサードパーティのカメラアプリからもQRコードをスキャンできるようになりました。
ここでの主な目的は、企業にとって、ユーザーが簡単にコードをスキャンして、インスタグラムのアカウントを開き、提供している商品や店舗情報を調べたり、企業のアカウントをフォローしたりできるようにすることです。
QRコードをマーケティング戦略に取り入れるには、以下の手順に従ってください。
1. インスタグラムのアカウントを開き、プロフィールの「設定」メニューに移動
2.QRコードのオプションをタップして、コードのデザインを変更
3.画像を保存して、フォロワーと共有
インスタグラムリール登場
ついにインスタグラムが、トレンドのTikTokフォーマットに対応しました。
インスタグラムリールは、15秒の短く楽しいアニメーション動画で、音楽、アニメーション、サウンド、ARエフェクト、絵文字などを使って、人々が自分の創造性を表現するための素晴らしいプラットフォームを提供します。(2020年3月時点では30秒の動画が可能です。)
インスタグラムリールの大きな利点は、インスタグラムがレコード会社と提携し、ユーザーが自由に動画に使用できる豊富な音源のライブラリを提供していることです。
2020年7月発表のインスタグラム新機能・アップデート
インスタグラムのコメントピン固定機能
インスタグラムは、コミュニティ・スタンダード・ポリシーの変更とネットワーク上のいじめ問題への対応の一環として、ユーザーが特定の投稿にコメントをピン留めできる機能を導入しました。
これにより、ブランドやソーシャルメディアのモデレーターは、インスタグラム上でユーザーと対話する際に、何が重要なのか、何が信頼できると思うのかについて、より多くの発言ができるようになります。
この機能により、本当に価値をもたらすものの関連性や視認性を強調することができ、スパムコメントへのリーチをなくすことができるのは間違いありません。
コメントをピンするには、まず、最新バージョンのインスタグラムアプリを使用していることを確認し、次に、管理したいインスタグラムの投稿をタップして、コメント欄を表示します。
ピン留めしたいコメントが見つかったら、左にスワイプしてサムネイル(ピン)のアイコンをタップします。
インスタグラムショップのデザインを変更し、よりパーソナライズされたおすすめ商品の紹介機能を提供
パンデミックが進み、オンラインで購入することがもはや選択肢ではなく必然となっている中、インスタグラムは最新のオールインワンのインスタグラムショップ機能を発表し、ユーザーはさらに簡単にブランドやクリエイターから買い物ができるようになりました。
これは以前にも見たことがある、すでにおなじみの機能です。違うのは、「インスタグラムショップ」は「発見(Explore)」の中に導入され、ユーザーが最新のトレンドを発見できるだけでなく、新製品の発表をプレビューしたり、ユーザーの関心事に基づいてさらにパーソナライズされたおすすめ情報を得たりするのに役立ちます。
2020年11月にはインスタグラムアプリのナビゲーションバーに「ショップ」タブが新設され、ユーザーはタップするだけで「インスタグラムショップ」にアクセスできるようになりました。
ビジネスやクリエイターのインスタグラム上での販売活動を支援する新しいコマースの利用要件
新しいコマース利用要件により、より多くの種類のビジネス(クリエイターを含む)がインスタグラムショッピングにアクセスできるようになりました。
これにより、対象となる商品を(少なくとも)1つ持っている対象事業者やクリエイターであれば、ショッピングタグを使って、インスタグラムから自社のウェブサイトにユーザーを誘導し、商品を購入することができます。
改訂された要件によると、インスタグラムユーザーに一貫した信頼できるショッピング体験を提供するために、企業は自分が所有し販売しているウェブサイトからインスタグラム上で商品をタグ付けする必要があるとのことです。
これらの要件は、インスタグラムショッピングがサポートされているすべての国で(2020年7月9日から)発効しています。
なお、商品をタグ付けするためには、あなたのインスタグラムアカウントが利用可能なマーケットにある必要があります。ここでは、お住まいの国のインスタグラムショッピング対応状況を確認し、インスタグラムショッピングの審査・承認を受けられるかどうかを確認してください。日本はインスタグラムショッピングがサポートされており、タグ付けが可能です。
承認された場合は、こちらのセットアップガイドで、インスタグラムショッピングを有効にする方法をご覧ください。
2020年6月発表のインスタグラム新機能・アップデート
インスタグラムクリエイターのライブ動画への投げ銭バッジ付与をサポート
これまでユーザーは、お気に入りのインスタグラムクリエイターのライブ動画に対して、コメントや「いいね!」で応援することができました。この月のインスタグラムの最新機能アップデートでは、ファンがライブ配信中の動画でバッジ(投げ銭)を使って交流したり、購入したりして、ライブ配信に参加できるようになることが発表されました。
今回発表されたバッジは、ライブ映像の中で個人名の横に表示され、ファンに以下のようなメリットを提供します。
- コメント欄で目立つ
- クリエイターのバッジ保持者リストへの掲載
- 特別なハートへのアクセス許可
- 追加機能の利用
バッジは、今後、アメリカ、ブラジル、オーストラリア、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、トルコ、スペイン、メキシコで展開される予定です(2020年6月発表時の情報。日本では2020年11月から導入)
IGTV広告のテスト開始
インスタグラムは、クリエイターのIGTVへの投資をサポートし、クリエイターが収益を上げ、ユーザーと商品やアイデアを結びつけることを促進するために、IGTV広告の導入テストを開始すると発表しました。ユーザーが、インスタグラムのフィード内のプレビューからIGTVの動画を視聴すると、IGTV広告が表示されます。
これらの動画広告は、モバイル向けに最適化されており、最長で15秒間表示されます。
(参考)インスタグラムのAPIの大型アップデート
2020年6月にはインスタグラムをマーケティングで活用しているマーケターにとっても影響の深いインスタグラムのAPIの大型アップデートもありました。APIの更新についてご興味がある方はこちらの記事を参照下さい。
2020年5月発表のインスタグラム新機能・アップデート
「インスタグラムショップ」登場
インスタグラムは、新型コロナ感染拡大の影響でオンラインでの商品販売に苦戦しているすべての企業に手を差し伸べるために、「インスタグラムショップ」機能を発表しました。
この機能は、Eコマース業界に大きな変化をもたらすものとなりました。インスタグラムのチェックアウト機能や商品タグ付け機能と同様に、あなたのインスタグラムビジネスアカウントをオンラインストアに変身させます。
この機能の登場で、ユーザーは企業のインスタグラムのプロフィールから、またはフィードやストーリーズを通じてショップを訪れることができます。ショップに降り立ったユーザーは、インスタグラムのプロフィールから直接商品を閲覧・購入することができます。
この機能を使い始めるには、以下の条件を満たす適格な事業主である必要があります。
-
- 主に物理的な商品を販売する
- サポート対象の市場に位置する
- 販売者契約およびコマースポリシーへの準拠
- 事業者で所有しているウェブサイトドメインで商品を販売する予定である
上記の条件をすべて満たしている場合は、インスタグラムのビジネスアカウントでショッピングオプションを有効にし、最新のショップ機能の利用を開始してください。
ショップが承認されると、インスタグラムショップに変換され、カスタマイズを開始できるようになったことを知らせるメールが届きます。
まとめ機能ーインスタグラムでおすすめの商品を発見する新しい方法
インスタグラムユーザーは、パンデミック時にお気に入りのインスタグラムアカウントから信頼できる情報を探すのに苦労しています。また、ハッシュタグだけに頼ることは、もはや最善策ではありません。
この使いにくさを解決するため、インスタグラムは「まとめ」機能を導入しました。
この機能は、ユーザーがインスタグラム上のクリエイター、公人、組織、パブリッシャーからのおすすめ情報やヒントを簡単に発見できるように開発されています。そして内容としては、主に健康に関するコンテンツのまとめを作成することに重点を置いています。
今のところ、この機能を利用できるのは、@afspnational、@heads_together、@vitaalere、@klicksafe、@headspace_aus、@deepikapadukone、@sudahdong、@eenfanceなど、インスタグラムがこの機能の導入を決定したウェルネスに特化したクリエイターや企業に限られています。(2020年5月発表時点。同年11月より全ユーザーが使えるようになっています。)
まとめ機能の仕組みを確認するには、上記の参加クリエイターや団体のInstagramプロフィールにアクセスします。次に、投稿一覧上部中央のアイコンをタップすると、彼らのガイドが表示されます。
インスタグラムで使える「お店を応援」スタンプ
上のトピックで読んでいただいた通り、インスタグラムは、新型コロナ感染拡大の中で計り知れない困難に直面している事業者を休まずサポートしています。
この月、インスタグラムは新しい「お店を応援」スタンプを発表しました。
これにより、インスタグラムユーザーはストーリーでお店への支援を簡単に示すことができます。
ストーリーのスタンプの中でお店に直接言及し、フォロワーに支援しているアカウントのプレビューを見せ、支援を呼びかけることができます。
これは、まさにWin-Winの関係といえます。
「お店を応援」スタンプは、店舗運営者がサービスを提供している人々とのつながりを維持すると同時に、新しい顧客を獲得するのに役立ちます。自分のお店がスタンプに記載されたら、その内容を自分のストーリーに再投稿したり、タグ付けした人にダイレクトメッセージを送ったりすることができます。
もちろんこのスタンプを使って、あなたのコミュニティにいるお店以外のビジネスを励ますこともできます。
ライブ動画をIGTVに直接保存してシェアすることが可能に
新型コロナ感染拡大により、人々はオンラインで楽しむ方法を探しています。様々な方法がある中、IGTVはブランドが顧客とコミュニケーションを取り、トレンドの話題などのコンテンツを動画形式で共有するのに適した方法だと思われます。
これまでは、ストーリーでライブ動画をアップロードすると、15秒のかたまりに分割され、24時間の寿命がありました。
しかし、インスタグラムの新しいアップデートでは、ライブの放送が終わった後、すぐにライブ動画を共有することができます。動画は、あなたが削除すると決めるまで、IGTVに永久に保存されます。
こうすることで、動画コンテンツが新たな視聴者の目に触れ、メッセージをさらに拡散することができるようになします。さらに、新型コロナ感染のため隔離中の人々に、スマートフォンをタップして交流できるコンテンツを提供することができます。
インスタグラムの新しいアップデートをどのように利用するか検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。
2020年4月発表のインスタグラム新機能・アップデート
地域の事業者をサポートする「料理を注文」「ギフトカード」スタンプ
新型コロナの影響で営業時間の制限など困難に伴う事業者のためにインスタグラムは、「料理を注文」「ギフトカード」等のスタンプを使ってオンラインでビジネスを継続するための新しいシンプルな方法を紹介しました。
この機能の主な目的は、ビジネスアカウントやクリエイターアカウントがインスタグラムのストーリーに、ユーザーが料理のデリバリーを注文したり、ギフトカードを購入したりできるウェブサイトに誘導するためのスタンプを入れることです。
このスタンプの使用を開始するには、デリバリーやオンラインギフトカードのサービスを提供するサードパーティ企業と連携する必要があります。
一方、「寄付」のスタンプは別物です。このステッカーの目的は、非営利団体が資金調達キャンペーンの認知度を高めるために、愛用者に支援の手を差し伸べてもらうことです。(日本では現在「寄付」スタンプは未導入)
さらに、インスタグラムのフォロワーやサポーターは、このステッカーを自分のストーリーで再共有することができ、情報を広めてより多くの金銭的な成果を得ることができます。
この機能をマーケティング戦略に適用する方法をご案内するためにはこちらの公式ガイド(料理の注文とギフトカード)をご確認下さい。
事業者がプロフィールにアクションボタンを追加できるように
ストーリーにスタンプを追加するだけでなく、インスタグラムのアカウントにクリック可能なボタンの形で「料理の注文」「ギフトカード」「寄付」のオプションを追加することができます(日本では2021年3月現在「料理を注文」「席を予約する」「席を予約する」のボタンに対応)。
これらのアクションボタンは、インスタグラムプロフィールの「連絡先」や「メッセージ」タブの横に表示され、ユーザーがアクションボタンをタップすると、選択したプラットフォームに誘導され、購入を完了することができます。
デスクトップからInstagramダイレクトメッセージにアクセス 可能に
インスタグラムビジネスユーザーが心待ちにしていた待望の機能が、ついに登場しました。
インスタグラムのダイレクトメッセージが、デスクトップ版からもアクセスできるようになりました。
これまでDMは、モバイルのインスタグラムアプリでのみ閲覧・返信が可能でしたが、デスクトップのインスタグラムホームページでも閲覧できるようになりました。
この機能は、事業者やアカウントマネージャーにとって救いとなるはずです。
この機能により、ブランドやアカウントマネージャーは、パソコン上でより速く、より簡単にメッセージを入力したり、コピー&をペーストしたりすることができるようになり、インスタグラムでの顧客サービスが向上します。
さいごに
最後までお読みいただきありがとうございます。大変たくさんの新機能やアップデートがありました。すべてを使いこなすことは難しくても、1つ、2つと皆さんのインスタグラムライフに取り入れることができたら、素晴らしい変化が起きるかもしれません。
新年度も新しい機能がどんどん登場するはずです。進化するインスタグラムをこれからもウォッチしていきましょう。
そして今年度は昨年度よりも明るい話題が多い世界になりますように。
本記事や当社についてのお問い合わせはこちらにお願い致します。