今回取材をさせていただいたのは、世界でも有数のオートバイを中心とした輸送用機器の製造メーカー「ヤマハ発動機株式会社」様です。広告効果の検証により訴求力の高さを実感し、EmbedSocialを使ってUGCの活用を推進いただいているそうです。
全社でのデジタルツール導入を推進いただいているヤマハ発動機株式会社 IT本部デジタル戦略部デジタルマーケティングGrの西口様・滝口様にインタビューさせていただきました。
IT本部デジタル戦略部デジタルマーケティングGrの活動について
当部署は、顧客・市場・自社の状況・マーケティング施策の効果を可視化し、データを活用した各種マーケティング施策の企画、実行支援をグローバルに行っております。
インタビュイープロフィール
西口紗羅様:2018年ヤマハ発動機入社後、デジタルマーケティング企画立案~運用改善を担当。具体的には、インドでのEコマース構築・運用サポートや、デジタル広告運用の内製化を目的にした環境構築・デジタル広告の企画立案~運用改善、デジタルマーケティングPoC施策立案及び効果検証、デジタルマーケティングツール導入から実装支援などを担当している。
滝口ももこ様:2021年ヤマハ発動機に中途入社、以来デジタルマーケティングの企画立~運用改善を担当。主に東南アジア市場において、現地の販売会社とともにデジタルを駆使したマーケティング戦略の立案・遂行を担当している。ウェブサイト改善の一環として、UGCツールを活用。
滝口様:ホームページでのUGC活用を考えており、UGCツールで検索していたときにEmbedSocialを発見しました。他社ツールとも比較検討した結果、最終的にEmbedsocialを選びました。
西口様:コスト面もそうですが、「管理のしやすさ」がいちばんの決め手となりました。様々な部署や子会社と連携してWEBサイトを作成しているため、サブアカウント(*)を設けることができる点が助かります。また、海外の部署とも連携して作業する必要があるため、英語でも操作可能なツールを探していました。
*サブアカウントは複数のアカウントを階層的に紐付け、それぞれのアカウントへのアクセス権を切り分けることができる機能です。ご利用想定をもとにお問い合わせベースでご提供しています。
また操作が簡単なのでエンジニアへの指示も出しやすいですし、管理画面でレイアウトを変更するとすぐに反映されるので、マーケティング担当とのレイアウトの話し合いもしやすいです。
西口様:広告に関する調査を数年前に行っていた際に、UGCと通常のクリエイティブにおける広告効果を検証したところ、一部の媒体においてUGCの方が2倍以上高いという結果が出たためUGCの活用を推進していこうという方向性になりました。
滝口様:口コミがカスタマージャーニーの過程の中で重要な情報源となるという潮流に加え、メーカーとしても「このバイクを購入したらどんな生活が待っているのか」といった、購入後のリアルをお客様にイメージ頂きたいという想いがあり、UGC活用を進めていきたいと考えました。
滝口様:弊社(ヤマハ発動機株式会社様)の商品の特性上、SNSの投稿だけでは伝わらない魅力もお客様に届けていきたいと考えています。そのために、例えばSNS投稿をクリックしたユーザーを商品説明ページに遷移させたりと、お客様が「いいな!」と思った商品の情報をもっと知っていただきやすくしたいと考えております。まだ実装が完了していない部分もありますが、お客様が欲しい情報をお届けできるサイト作りに活用していく予定です。
西口様:ただやはりこのご時世、SNSの一般ユーザー様の投稿を掲載させていただくにあたり投稿の掲載許可の取得と管理が課題となっています。システム内で掲載許可の申請から管理・運用まで一括で行えると、UGCの活用幅がもっと大きくなると考えています。
インタビューへのご協力誠にありがとうございました!
許諾申請の取得・管理機能は、ヤマハ発動機様をはじめ日本の多くのユーザー様からの要望により、2023年8月に実装されました!これによりUGCの使用許諾の管理フローを半自動化することができ、UGCマーケティング施策の実施における工数削減を行うことができます。
EmbedSocialでは、引き続きUGCの活用を促進いただけるようプロダクトの開発・サポート体制の充実を進めてまいります。
※掲載内容は取材当時のものです。システムの仕様やデザインなどは、改良のため予告なく変更される場合があります。