• 投稿日 2023/02/28
  • 最終更新日 2024/07/23

【観光DX】福井県観光DX推進コンソーシアムにおけるSNSビッグデータ収集の活用事例

観光庁のDX推進プロジェクトの一つである「福井県観光DX推進コンソーシアム」において、SNSからの投稿データの収集ツールとしてEmbedSocialを活用いただきました。本記事では、プロジェクトの概要と共にEmbedSocialの活用シーンをご紹介いたします。

目次

  1. 観光DXについて
  2. 福井県観光DX推進コンソーシアムでの取り組み
  3. 観光DXプロジェクトにおけるEmbedSocialの活用場面
  4. EmbedSocialとは?
  5. 観光DXプロジェクトにおけるSNSデータ連携推進の担い手

観光DXについて

観光庁では観光分野におけるDXの推進により、旅行者の利便性向上や観光産業における生産性向上等に取り組むとともに、地域間・観光事業者間の連携を通じた地域活性化や持続可能な経済社会の実現を目指した取り組みを推進しています。2022年度においては各地域や分野において独自の取り組みを行う14のプロジェクトが採択され、実証実験が行われました。

観光DX公式サイトより(https://kanko-dx.jp/

福井県観光DX推進コンソーシアムでの取り組み

福井県観光DX推進コンソーシアムは上記により採択されたプロジェクトの一つで、合計9つの事業者からなるコンソーシアムです。このプロジェクトでは、全国的に観光実態データの把握・活用が乏しく、企画立案や商品開発が勘と経験に頼ってしまっているという課題にフォーカスしています。データを活用し、今までにない気づきや商品の企画開発を行うことにより、新たな観光地開発や既存観光地の磨き上げを行い、どのように「稼ぐ観光」を実現していくかという点がゴールとなります。

今回のプロジェクトでは、日本最大級のオープンファクトリーイベント「RENEW」等の機会を活用してデータの収集を行い、様々な動態・消費(クーポン)・SNS等のデータをオープンデータを目指すDMPに集約して福井県の観光の実態把握が行われました。


観光DX公式サイトより(https://kanko-dx.jp/case-study/82/

観光DXプロジェクトにおけるEmbedSocialの活用場面

福井県観光DX推進コンソーシアムにおいて、EmbedSocialはソーシャルメディアからのデータ収集という点で活用をいただきました。EmbedSocialシステム上で特定のSNSハッシュタグを設定すると関連する投稿データを自動で抽出することができるため、オープンファクトリーイベント「RENEW」や実証実験中に実施されたハッシュタグキャンペーンなどにおいて、一般ユーザーからのInstagram投稿データ取得にご活用いただきました。

また近年では、地図アプリとして始まったGoogleマップが口コミプラットフォームとしても幅広く活用されています。他の口コミサイトと最も異なる点は、飲食・美容院など業界ごとに限定されるものでなく、公園などの公共施設や観光スポットなどにも口コミが投稿できる / 投稿される点です。EmbedSocialではGoogleマップの口コミデータもシステムを通して収集することが可能なため、今回のプロジェクトでは新たな観光スポットの発掘や既存スポットにおける魅力の再発見などに活用いただきました。

プロジェクトの具体的な内容はこちら
https://basicmath.jp/new/projects/kankodx2022/

EmbedSocialとは?

EmbedSocial エンベッドソーシャルとは、InstagramやTwitter・YouTubeなどの7種類以上のSNSから写真・動画・口コミなどを簡単に収集することができるSaaS型のツールです。SNS投稿をWEBサイトと連携させることによるサイト更新工数の削減、口コミやUGCを活用しユーザーからの信頼性をアピールする新規顧客の獲得施策、などの幅広い場面で活用いただいております。

柔軟な価格設定や非エンジニアでも簡単に実装可能な高い操作性が人気で、個人事業主から大手企業まで幅広い業界で導入されています。現在では全世界15万人ユーザー・国内では有料アカウント契約社数600社を突破し、2022年には日本法人を設立しています。

観光DXプロジェクトにおけるSNSデータ連携推進の担い手

今回の福井県観光DX推進コンソーシアムにおけるEmbedSocialの活用推進は全て、Embedsocial Japan株式会社の主要株主の1社であり、EmbedSocialの国内事業におけるパートナーでもある合同会社basicmathによって実現されています。EmbedSocialは様々なSNSからデータを収集することができる便利なツールですが、運用においてはシステムの詳細な仕様を理解することが必要となるだけでなく、SNSの投稿データを集めるためにはSNSキャンペーンの実施やイベント企画など、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を作り出す取り組みが必要となります。

合同会社basicmathではそれらを包括的に対応可能であるだけでなく、システム開発や広告・マーケティングにおいても深い知見を兼ね備えているため、EmbedSocialを活用したSNSデータ解析プロジェクトにおいては唯一無二のパートナーといえます。

今回のプロジェクトに関心のある方は、下記のお問い合わせ先よりぜひ合同会社basicmathまでご相談くださいませ。自社サイトへの口コミ連携などEmbedSocialシステム導入にご関心のある方は下記よりお気軽にお問い合わせくださいませ。

プロジェクト実施のご相談はこちら

合同会社basicmath:お問合せ窓口(https://basicmath.jp/new/contact/

EmbedSocialシステムのご利用相談はこちら

Embedsocial Japan株式会社:お問合せ窓口(https://embedsocial.jp/contact/

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