• 投稿日 2025/06/11
  • 最終更新日 2025/06/11

EmbedSocialグローバルCOOが語る UGC注目新機能

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EmbedSocialの製品に対する深い理解を促進し、ユーザーやパートナーの皆様との関係をさらに深めるためCEOやプロダクトマネージャーからのメッセージをお届けする、インタビューブログシリーズです。今回のテーマは、最近リリースした注目のUGC新機能 です。

EmbedSocialのUGCプラットフォームは現在、「エンパワーと自動化」をテーマとし、皆様がユーザー生成コンテンツ(UGC)をより簡単にそして効率的に収集・管理・活用できるように、各種機能を順次実装しております。

本インタビューでは、当社COO兼プロダクトマネージャーのマリヤ・ヴラチェヴァから最近リリースした新機能やその開発背景についてご紹介します。

マリヤ・ヴラチェヴァ – EmbedSocial COO兼プロダクトマネージャー。2020年より製品戦略・開発・運用を統括し、顧客視点でEmbedSocialの価値向上と革新を推進。EmbedSocialはスコピエ、東京、リスボンにオフィスを構え、35万人以上のユーザーを抱えています。

現在の開発テーマの全体像

Q:まず、最近リリースされたEmbedSocialの新機能ついて、特に注力した点や、全体的なテーマがあれば教えてください。

EmbedSocial COO マリヤ:2025年4月期には、大きく2つの主要機能を強化しました。ひとつは「ソーシャルリスニング-トレンド機能」、もうひとつは「Googleクチコミのソーシャルメディア共有機能」です。これらに加えて、ウィジェット全体においても複数の機能改善を行いました。

現在の私たちの開発における共通テーマは、「エンパワーと自動化」です。つまり、ユーザーの皆様が最小限の労力でユーザー生成コンテンツ(UGC)を収集・管理・活用できるよう、必要な機能を継続的に提供していきたいと考えています。

リアルタイムでUGCの傾向をつかむ 「ソーシャルリスニング-トレンド機能」

Q:「ソーシャルリスニング-トレンド機能」を開発するに至った背景を教えてください。

EmbedSocial COO マリヤ:多くのユーザー様から、「ソーシャルメディア上で自社や商品がどのように語られているのかをリアルタイムで把握できていない」という声をいただいていました。特に、話題となっているトピックをいち早く捉え、より深く顧客と関わりたいというニーズが高まっていることがわかりました。

こうした声を受けて、私たちは「ソーシャルリスニング-トレンド機能」を開発しました。この機能では、関連するハッシュタグやキーワード、ブランドへのメンションが含まれたSNS投稿を、複数のプラットフォームをまたいで一元的に監視することが可能になります。

参考:「ソーシャルリスニング-トレンド機能」の使い方はこちらから

Q:「ソーシャルリスニング- トレンド機能」の主な機能や特徴を教えてください。

EmbedSocial COO マリヤ:主な機能は以下の通りです。

  •  Instagram、X(旧Twitter)、その他のプラットフォームでの頻出キーワードやハッシュタグ分析
  •  投稿内容の全体的な傾向が一目でわかるセンチメント分析
  •  UGCの活用をサポートするクイック投稿公開機能やウィジェット作成機能


トレンド機能を使えば、SNS上で自社商品に対してどのような反応があるのか、その傾向をひと目で把握できます。全体としてポジティブな傾向にあるのか、あるいはネガティブな投稿が増えていないかなど、状況を監視するのにも役立ちます。

また、具体的なUGC(ユーザー生成コンテンツ)投稿も一覧で確認しやすく、ウェブサイトや広告などへの活用もスムーズに行えます。UGCをソーシャルプルーフ(社会的証明)として、より積極的かつ効率的に活用いただけるようになるでしょう。

Q:「ソーシャルリスニング」機能について、今後の機能拡張や方向性を教えてください。

EmbedSocial COO マリヤ:今後の展望として、ソーシャルリスニングダッシュボードに「Ask AI」アシスタント機能の導入を予定しています。この機能では、ユーザーがトレンドデータの探索方法や解釈の仕方についてAIに質問でき、パーソナライズされた提案を受け取ることができます。

たとえば、注目すべき投稿の発見や、ポジティブな反応を増やすために最も効果的なコンテンツ形式の提案などが可能です。さらに、レポートの自動生成、より視覚的にわかりやすい表示、そして新たなインサイトに基づいたキャンペーン施策の提案などを通じて、UGCの発見から実際のアクションまでをスムーズにつなぎます。

私たちの目標は、単にデータを提示するだけではなく、ユーザーの皆様がそのデータをもとに効果的な行動を起こせるよう、実用的なサポートを提供することです。

口コミをSNS横断的に共有してソーシャルプルーフを強化

Q:Googleクチコミを他のSNSプラットフォームに投稿できる機能について教えてください。

EmbedSocial COO マリヤ:Googleクチコミが顧客の購買決定において重要な役割を果たしていることは、すでに多くの方が実感されていることでしょう。

その影響力の大きさから、多くの企業がGoogleクチコミを信用の証として、ウェブサイトやSNS上で紹介しています。ただし、スクリーンショットを貼り付けたり、内容をコピーして独自のデザインに組み込んだりと、手間のかかる作業が発生しているケースも少なくありません。

そこで私たちは、そのプロセスをもっと簡単に、もっとスマートにできないかと考え、GoogleクチコミをInstagramなどの他SNSに簡単に共有できる新機能をリリースしました。

この機能では、お好きなクチコミを選び、カスタマイズ可能なフレームでデザインを整えたうえで、Instagram、LinkedIn、ThreadsなどのSNSに、EmbedSocialを通じて直接投稿することができます。さらに、投稿先に応じてレイアウトが自動調整されるため、どのプラットフォームでも一貫したビジュアルで発信でき、デザイン作業の手間も大幅に削減されます。

加えて、予約投稿機能も備えているため、クチコミの共有や拡散を計画的に行うことが可能です。

Q:なぜ口コミを複数のプラットフォームで共有することが必要なのでしょうか?

EmbedSocial COO マリヤ:クチコミは、ソーシャルプルーフ(社会的証明)を強化する最も効果的なツールのひとつです。そして私たちは、これらの口コミを複数のプラットフォームで発信することが不可欠だと考えています。その理由は、各プラットフォームごとに異なるオーディエンスが存在しており、それぞれに響く形で信頼を築く必要があるからです。

Googleクチコミをさまざまなプラットフォーム上で共有することで、企業は信頼性をさらに高めると同時に、リーチを拡大し、あらゆる接点で一貫した評価を示すことができます。

Q:ほかに、最近のリリースでユーザーやパートナーの皆様にぜひ知っておいてほしい重要な新機能や改善点はありますか?

EmbedSocial COO マリヤ:最近のUGCアップデートでは、ユーザーの皆様がよりスムーズかつスマートにEmbedSocialをご活用いただけるよう、操作性と効率性の向上に重点を置きました。

具体的には、ソーシャルリスニングページにおける一括操作機能の追加や、UGC投稿のプレビュー、フィルタリング、エクスポートをよりスムーズに行えるよう、UIの洗練を図りました。

ユーザー・パートナーの皆様と共に

Q:現在のユーザーの皆様、パートナー企業の皆様、そしてこれからEmbedSocialの利用を検討されている方々に向けて、メッセージをお願いします。

EmbedSocial COO マリヤ:ユーザーの皆様がUGC活用のパートナーとして私たちの製品を選んでくださっていることに、心より感謝申し上げます。

私たちの使命は、皆様の日々の業務をよりシンプルにし、実際に商品やサービスを利用した人々が発信するリアルなストーリーを集め、管理し、最大限に活用できるようサポートすることです。

今後の製品改善や新機能の開発にあたって、皆様からのインサイトは非常に貴重な指針となります。これまでも多くのリクエストやご提案をお寄せいただき、心より感謝しております。引き続き、ぜひ皆様の声をお聞かせください!

この記事を書いた人
EmbedSocial Japan編集部
EmbedSocial Japan編集部
SNSやUGCの活用、Googleビジネスの管理(MEO対策)に活用できるSaaSツールやマーケティングノウハウの提供を通して、企業が広告に頼らずオーガニックに集客を加速できる未来を目指しています。
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