東京大学大学院自然環境学専攻では、学生の日常や研究の様子を新しく開設した公式Instagramアカウント(@nenv_utokyo)で積極的に発信しています。投稿内容には、フィールドワーク、研究室での作業風景、イベントの様子など、学生のリアルな日常が写し出されており、専攻の雰囲気を身近に感じられる工夫がなされています。
こうした発信は、受験生や外部関係者に対して「どんな学生がいて、どんな生活を送っているのか」を伝える重要な手段となっており、写真・動画によるビジュアル表現を通じて、文章だけでは伝わらない魅力が届いています。
Instagramの投稿は、専攻の公式Webサイトにも埋め込まれ、Webを訪れた人にもそのまま閲覧できるようになっています。更新されたInstagramの投稿は自動的に反映されるため、サイト運営側が手動で画像や文章を追加する必要がなく、運用の手間をかけずに“最新の学生の様子”を紹介することができます。
閲覧者は、トップページに掲載された投稿一覧から視覚的に興味を引かれ、そのままInstagramアカウントへ遷移してさらに詳細を知ることも可能です。SNSとWebサイトを自然につなぐこの仕組みは、限られた運用リソースでも高い情報発信力を保つことができる点で非常に効果的です。
Instagramを通じたビジュアル発信は、テキストだけでは伝わりにくい“空気感”や“人の姿”を効果的に届ける手段です。Webサイトに自動で埋め込むことで運用負荷を軽減しながら、継続的な情報更新が可能になります。学生が主体となって発信する内容は親しみやすく、受験生や外部関係者にとって信頼感を高める材料にもなります。
無理のない頻度で、あらかじめ決めたテーマに沿った投稿を続けることが、継続的な運用の鍵です。写真や動画で伝えたいメッセージを明確にすることで、閲覧者にとっても理解しやすい発信が可能になります。また、Webサイトへの埋め込みにはEmbedSocialを活用してシンプルな仕組みを整えることで、長期的に安定した情報発信体制を構築できます。