EmbedSocialは、株式会社電通国際情報サービス(以下 ISID)が提供するSNS映え画像判定AIエンジン ”Photogenic AI” と技術連携を行い、ハッシュタグキャペーン向け機能においてAI採点機能の提供を開始いたします。これにより収集したInstagram画像の自動振り分けが可能となり、ハッシュタグキャンペーンの運用工数を大幅に削減することが可能となります。
ハッシュタグなどによってInstagramからEmbedSocialシステムへと収集した各画像をAIが採点し、与えられた採点スコアをもとに画像を並び替えることができる機能となります。膨大な画像の中からSNS映えする画像を自動で抽出することができ、WEBサイトへの表示においても不適切な画像は自動的に下位表示されるため運用コストの削減にも繋がります。
※2022年11月時点では、InstagramハッシュタグまたはInstagramアカウントをソースとする場合にのみAI採点機能がご利用いただけます。Instagramのメンションでの活用や、Twitterソースでの活用を希望される場合にはお問い合わせ窓口よりご相談くださいませ。
AI採点機能の核となるAIエンジンについては、ISIDの ”Photogenic AI” を活用して採点が行われています。EmbedSocialへと収集されたInstagramの画像がAPIを通してPhotogenic AIに送信され解析・採点されます。
採点結果はEmbedSocialシステムへと返され、収集した画像に対するスコアをEmbedSocialの管理画面内から確認することが可能となると同時に、AIの採点スコア順によって表示させる投稿を並び替えることができるようになります。
Instagramハッシュタグから収集した投稿を一覧で並べる際、新着順での並び替えではキャンペーンと関係のない投稿も混ざるため人の手により管理が必要となります。いいね数をもとにして並び替えるとより質の高い画像が上位に集まりますが、マーケティング目的の投稿も混ざりフォトコンテスト等での画像掲載には適さないものも含まれます。
そこで「人間の感性」をもとに大量の写真を学習させたAIを活用することで、人の手で管理する場合と同等の基準で画像の振り分けを行うことができ、なおかつ一度設定すれば全て自動で運用することが可能となります。
AIとハッシュタグキャンペーンを組み合わせることで、今まで人間により行っていたフォトコンテストの審査をシステムで完結させることができるようになります。審査員の心情に左右されず一律の基準で評価されるため、公平性の高い新たな企画を構築することができます。
ハッシュタグキャンペーンで投稿された膨大な画像は自動で採点されるため、一つひとつの画像を審査員が目視で確認する手間を大幅に削減できます。入賞作品だけでなく全ての画像は一律の基準にもとづいて採点されるため、地域における新たなSNS映えスポットの発見などにも役立ちます。
AI採点機能を活用することで、クオリティの低い画像は自動的にウィジェット内下位に表示されるようになります。ランディングページなどへの表示に適さない画像が自動でフィルタリングされるため、投稿の表示・非表示を管理するコストが軽減され、より手軽にキャンペーンを運用できます。
採点スコアの高い画像の中には、Instagramの運用に力をいれるマイクロインフルエンサーの投稿も数多く含まれます。代理店などを活用することなく、自社キャンペーンの参加者の中からインフルエンサーを開拓することで、より長期的に良好な関係構築が見込めます。
AI採点機能をご利用のユーザー様は、2つのツールを別々に申し込むことなくEmbedSocialの管理画面から全ての操作を完結することができます。AIの採点スコアにもとづいて画像を並び替えることができるだけでなく、収集された全ての画像の点数を管理画面内から確認することが可能となっています。
AI採点機能については、ハッシュタグキャンペーン向け機能の追加オプションとして提供しています。ご利用を希望される場合にはお問い合わせよりご連絡いただき、機能のご説明やご利用料金のお見積りをふまえて専用の管理画面をお渡しさせていただく流れとなります。
ご興味を持たれた方につきましては、まずはお問い合わせよりお気軽にご連絡くださいませ。
※AI採点機能のご利用については、お申し込みからご利用開始まで最短5営業日お時間をいただいております