• 投稿日 2023/07/25
  • 最終更新日 2023/07/25

InstagramでのUGC戦略:活用法や事例のまとめ

Instagramは世界でもっとも人気のあるソーシャルメディアプラットフォームの一つであり、ユーザー生成コンテンツ(UGC)はその力を最大限に引き出すための重要な要素です。UGCを戦略的に活用することで、ブランドの認知拡大やエンゲージメントの向上、信頼性の確立につながる成功事例が数多く存在します。本記事では、InstagramでUGCをどのように活用すれば効果的なのか、また具体的な事例を交えて解説していきます。

目次

  1. UGCとは何か、そしてなぜ重要なのか?
  2. UGCを自社のマーケティング活かすアイデア
  3. UGC運用にInstagramを活用するメリット
  4. InstagramでUGCを効果的に生み出す方法
  5. UGCをマーケティングで活用するための手順
  6. UGC活用の効果を検証する方法
  7. InstagramのUGCを活用したマーケティング事例
  8. InstagramでUGCを活用するときの注意点

UGCとは何か、そしてなぜ重要なのか?

ユーザー生成コンテンツ(UGC)とは、ブランド自身ではなくユーザーや顧客によって作られたコンテンツのことを指します。これには写真や動画、口コミ、ソーシャルメディアの投稿などが含まれます。

UGCはブランドが製品やサービスをより信頼性のある、親しみやすい形で紹介するための重要なツールです。UGCは同時に、従来的な広告よりも顧客の意見や経験を信頼する傾向にある現代の消費者の間に信頼関係を構築するのに役立ちます。さらに、ユーザーが自分自身で作成したコンテンツを共有し、それに対して積極的に交流する可能性が高いため、UGCはSNS上でのエンゲージメントとリーチを増加させるのに役立ちます。

UGCを自社のマーケティング活かすアイデア

自社アカウントでリポストする

Instagramでは、TwitterやFacebookのように第三者の投稿を直接シェアすることはできませんが、リポスト専用のアプリを使用することで手軽にUGCを自社アカウントに掲載することができます。リポストした投稿は日々のコンテンツ拡充に頭を悩ませるSNS担当者の負担を軽減するだけでなく、実際に体験した人の感想をシェアすることで、自社アカウントのフォロワーに対する共感を促進することができます。

ECサイトで口コミとして活用する

ソーシャルメディアUGCの最たるメリットは、ウェブ上の口コミの中で最も信頼性と共感性が高い素材の一つであることです。従来のサイトに載せられている口コミ・お客様の声は、口コミの出典が明記されていないケースなども多く存在自体が信憑性に欠けるものも多くみられました。

しかしソーシャルメディアのUGCは、リンクや投稿内容を辿ることで投稿者を特定することができ、第三者によって実際に投稿されたものであることを簡単に証明することができます。また、SNS上での話題性の高さを演出することができるため、消費者の「流行を先取りしたい」「皆が使うものが欲しい」といった共感を求める性質に強く訴求することができます。

UGCのサイト掲載について詳しくはこちら:

広告バナーのクリエイティブとして活用する

また広告素材として活用するのも一つの方法です。ウェブ上ではたくさんの広告が常に表示されているため、若年層を中心に広告そのものに対する嫌悪感が高まっているといわれています。その文脈において広告素材としてUGCを活用すれば、広告をオーガニック投稿の中に溶け込ませてより自然な形で内容を訴求することができます。

UGC運用にInstagramを活用するメリット

前項で紹介したようにウェブを中心に幅広く活用することができるUGCですが、獲得するためのプラットフォームとして中長期的に最もおすすめなのはInstagramです。

ビジュアル重視のプラットフォーム

Instagramは写真とビデオを中心としたビジュアル重視のプラットフォームです。商品やブランドの魅力的な画像を投稿することで、ユーザーに直感的な印象を与えやすく、視覚的なインパクトを与えることが可能です。特にファッション、美容、フード、旅行など、視覚的な要素が重要な分野で強力なメリットを持ちます。

多彩な投稿フォーマット

Instagramでは、画像の投稿だけでなく縦型のショートムービーや長尺動画など様々なフォーマットでコンテンツを作成することができます。マーケティングの実施目的に合わせて、UGCの作成を依頼するフォーマットを柔軟に変更することができる点も大きな特徴です。

中長期的な関係性構築に適する

Instagramは一般のユーザーだけでなく企業にも使いやすいプラットフォームであり、投稿や配信に対するコメントで消費者と直接的に交流することでフォロワーとの間で関係性構築を促進できます。またTwitterと比較しても爆発的な拡散性はないため、その分炎上するリスクは比較的低く、中長期的な関係性構築に適しています。

インフルエンサーマーケティングとの相性

Instagramはインフルエンサーマーケティングに適しているプラットフォームです。有名なインフルエンサーや業界の著名人と提携することで、ブランドの露出を高め、ターゲットオーディエンスに対して信頼性や認知度を向上させることができます。

ハッシュタグの活用

Instagramではハッシュタグを使用して投稿をタグ付けすることが一般的です。自社のブランド名やキャンペーン専用ハッシュタグの活用により、自社に関連する投稿を一箇所に集約することができるため、UGCの収集と検索に適しているといえます。

プラットフォームの安定性の高さ

Instagramは、FacebookやWhatAappなど世界中に多くのユーザーをかかえるSNSを複数運営するMeta社によって運営されています。サービスが途中で終了となる危険性はほとんどなく、複数製品を提供する企業であるため、買収などにより大きな混乱を招く可能性は比較的低いと考えられます。

InstagramでUGCを効果的に生み出す方法

ハッシュタグ・プレゼントキャンペーン

特定のハッシュタグを使ってフォロワーにコンテンツを投稿してもらうキャンペーンを展開しましょう。ユーザーにコンテンツを投稿してもらうためのインセンティブを提供することが効果的です。コンテストやプレゼント企画を実施し、投稿してくれたユーザーに賞品や特典を与えることで、UGCの量を増やすことができます。

インフルエンサーコラボレーション

人気のあるインフルエンサーやブランドのアンバサダーと提携し、UGCの投稿を促進することも有効です。インフルエンサーの影響力を活用して、より多くのユーザーが参加するきっかけを作り出すことができます。

オフラインイベントの開催

ウェブ上での施策だけでなく、ブランドが主催するイベントやキャンペーンに参加した人にその場でのUGC投稿を促すことで、一度に数多くのUGCを生み出すことができます。対面でのイベントにおいては顧客と顔を合わせて説明することができるため、投稿する内容のレギュレーションも調整しやすいことが利点です。

ユーザーコミュニティの育成

投稿することで多くの人に見てもらえる・リアクションをもらえると、直接的な対価がなくともユーザー自身が積極的にUGCを生み出してくれる可能性が高くなります。自社ブランドに関連する投稿に対する手厚いコメントやリアクション、自社アカウントや公式サイトでのシェアなど、コミュニティ育成には日々のコミュニケーションを深化させることが重要です。

UGCをマーケティングで活用するための手順

UGCを投稿するための専用のハッシュタグを用意する(推奨)

UGCを投稿してもらうためのハッシュタグは自社ブランド名などでも構いませんが、可能な場合には専用のハッシュタグを用意することがおすすめです。用意した専用のハッシュタグで投稿された内容はUGCとして活用してもらうことを前提に投稿されるため、利用許諾の取得が容易となり、ハッシュタグキャンペーンの実施時などにおいても、参加者の区別が容易となりキャンペーン利用規約への合意が明確になります。

Instagram上でハッシュタグを検索し、UGCを選別する

次に、用意したハッシュタグをもとにInstagramで検索を行い、UGCとして活用したい投稿を選別しましょう。すべての投稿に対して使用許諾を求めるのではなく、何のためにUGCを利用するのかを明確にしたうえで、自社のブランドやデザインに合った投稿を選別することが大切です。

UGC投稿の使用許諾を取得する

公式アカウントでのリポストや、ウェブサイトまたはその他の場所で活用する際には、基本的には使用許諾を確認したうえで活用することが推奨されます。使用許諾の確認方法としては、投稿のコメント欄やダイレクトメッセージにおいて、公式アカウントから使用許諾をもとめるメッセージを送ります。使用許可をもらった際には、スクリーンショットを残しておくこともおすすめです。

UGCマーケティングにおける費用対効果の考え方

UGCマーケティングにおける費用対効果の考え方は、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用してマーケティングを行う際に、投資した費用と得られた効果の比率を評価することです。

具体的には、以下のような指標を用いて評価することが一般的です。

  •  コンテンツ生成コスト:UGCを集めるためにどれだけの費用がかかったか
  •  コンテンツ反応数:UGCがSNS上でどれだけのいいねやシェア、コメントなどの反応を得たか
  •  コンテンツの影響力:UGCがどれだけのユーザーに影響を与えたか(SNS上でのアクティブユーザー数やブランドへのアクション数など)
  •  コンテンツのコンバージョン数:UGCがどれだけのユーザーを実際に購買行動に導いたか

これらの指標をもとに、UGCマーケティングの費用対効果を計算することができます。たとえば、コンテンツ生成コストが10万円で、それに対して反応数が1,000件、影響力が10,000人、コンバージョン数が100件だった場合、費用対効果は以下のようになります。

・反応数あたりのコスト:10万円 ÷ 1,000件 = 100円/件
・影響力あたりのコスト:10万円 ÷ 10,000人 = 10円/人
・コンバージョンあたりのコスト:10万円 ÷ 100件 = 1,000円/件

このように、費用対効果を評価することで、UGCマーケティングの効果を客観的に把握し、今後の施策の改善に役立てることができます。

InstagramのUGCを活用したマーケティング事例

ECサイトのお客様の声として活用

創業明治17年富山県に拠点をおく老舗食品メーカー「かね七」様では、Instagramから取得したUGC投稿をECサイト各商品ページに掲載し、お客様の声として活用いただいております。インタビューにおいては、UGCの導入後お客様からの感想や反応をいただく数が増えた、体感ではあるが自社サイト経由での売り上げが増加したと話してくれました。

またUGCの使用許諾の申請においては、今では「私の投稿は全部掲載OK」と言ってくださる方が現れるなど、掲載にも協力的な方がたくさんいらっしゃるとのことでした。

UGCを実際に掲載いただいているページ

下記ページで表示いただいている画像一覧は、EmbedSocialを使って実際にお客様のInstagram投稿を収集し表示いただいている事例です。レイアウトの作成も管理画面から設定が可能です。

公式サイトでUGCをギャラリーとして活用

InstagramのUGC投稿は、口コミとしてだけでなく画像としての利用価値も高いため、ウェブサイトの画像ギャラリーとしても活用することができます。北海道を中心に多店舗展開する回転寿司チェーン「根室花まる」様では、公式サイト上から、来店の際に「#根室花まる」などのハッシュタグをつけて投稿を促し、Instagram上へと実際に投稿された内容を公式サイト上に掲載いただいております。

実際のお客様の目線で来店後のイメージを想起させることができ、ときにサービス提供者が気づかない魅力をも顕在化させるのがUGCを活用する魅力の一つです。

UGCを生成し、集まった投稿データを分析

観光庁のDX推進プロジェクトの一つである「福井県観光DX推進コンソーシアム」においては、ソーシャルメディア上のUGCから観光データ抽出を実施されました。企画されたイベントやハッシュタグキャンペーンを通して一般ユーザーからのInstagram投稿を集め、ハッシュタグをもとにして観光スポットの情報を割り出したうえで訪問者が魅力に感じる点を定量的に分析されています。

またInstagramの投稿だけでなくGoogleマップの口コミを同時に活用することで、各観光スポットにおける現状を魅力という観点だけでなく不満などのネガティブな側面を含めてデータ解析を行い、観光地の磨き上げ・データを活用した企画立案や商品開発の実現に役立てております。

InstagramでUGCを活用するときの注意点

コンテンツに関する著作権への配慮

UGCはユーザー自身が作成するため、二次利用がSNSのプラットフォームの規約に違反しない場合にも、法律において著作権に抵触する可能性があります。企業側は、コンテンツの利用に関するルールを事前に把握し、二次利用の際には極力投稿者からの使用許可を得たうえでの活用が望ましいといえます。

コンテンツ管理フローの必要性

ユーザー側が主体となり作成するUGCは、複数のソーシャルメディアにまたがるほど自社に関連するUGCを管理することが難しくなります。そのため、社内でルールを作成しUGCの管理・使用許諾の申請フローを予め設定しておくことが効果的な運用の近道です。

コンテンツの質にムラがある

同様の理由で、UGCはコンテンツの質に差が出やすいことも特徴です。効果的なUGCの選定には選定者の力量が問われるため、大きな企業であるほどUGCの活用においてはクリエイティブの監修ができる人材の必要性が高まります。

ステルスマーケティングに注意

ステルスマーケティングとは、消費者が自分たちが宣伝されていることに気付かないような、隠れた形で行われるマーケティング手法のことです。広告やプロモーションの形をとることが多いですが、最近っではSNSの普及により口コミが重視されるようになったことが影響し、自分たちで自社商品のレビューを作成したり、金銭の授受などによって第三者に口コミ記入を依頼するなどの形を取るケースが増えています。

UGCマーケティングを行う場合には、自社の行う施策がステルスマーケティングの方法に該当しないよう注意しましょう。

UGCの活用ならEmbedSocial

UGC活用ツール『EmbedSocial』では、InstagramYoutube・TikTokなど7種類以上のソーシャルメディアから写真・動画・口コミを収集し自社のホームページに埋め込んで活用することができます。世界中で20万ユーザー以上・国内600社以上(2023年2月現在)が活用するツールであり、毎月のように機能がアップデートされています。

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