近年WEBサイトでの動画埋め込みにおいては、Youtubeにアップロードした動画の埋め込みが多く用いられていますが、CMS上で各動画のコードを都度埋め込む必要があるためサイト上での更新にあたりCMSの知識・WEB担当者との連携が不可欠となります。
一方、SNSとWEBサイトで動画を自動連携させることで、現場担当者がSNSにアップロードした動画を自動でサイト上に反映し更新にかかる工数を大きく減らすことができます。今回は、SNSとWEBサイトで動画を自動連携させる仕組みとそのメリットをご紹介いたします。
SNS上でアップロードした動画の自動連携においては、各SNSプラットフォームで用意されている個別の動画に対する埋め込みコードを使用するのではなく、外部ツールを利用することでタイムライン形式で動画を埋め込むことを指します。
多くの場合2〜3行程度のコードを埋め込むことで、YoutubeやInstagram上で公開した動画をサイト上にまとめて掲出させることができ、新規動画を追加した際にも自動でサイト上に反映させることができるため都度コードの埋め込みが必要ないことが大きなメリットとなります。
メリット 1) 担当者間でのやり取りの削減
通常WEBサイトで動画を更新する場合には、撮影・編集などを行う動画作成チーム、レギュレーションを管理する経営管理・マーケティング部、最終的にホームページ上で公開するIT部門と、一つの動画を更新するだけでも多くの部署が関わり、メールでの確認のやり取りが嵩みがちです。
動画の作成・確認完了後SNSへの投稿でサイト上の動画を更新することができれば、撮影チーム・マーケティング部署のみで更新作業を完結させることも可能です。
メリット 2) クリエイティブよりも内容重視
またSNSを使用する大きなメリットとしては、テレビCMなどとは異なり本来一般の方が動画を配信するプラットフォームであるため、クリエイティブに高い完成度が必ずしも求められないことです。
クリエイティブの質が高くとも商品知識の欠いた内容であるより、現場スタッフがスマートフォンで商品のポイントやトレンドなどを詳しく解説した内容の方がSNSでは高く評価される場合も多くあります。そのため専門の動画作成チームをもたない会社であっても、マーケティングチームと現場スタッフが協業することでSNS・WEBサイトでの動画を運用することもできます。
メリット 3) SNS・WEBサイトでのリーチ獲得
単純にWEBサイトで公開するだけの動画であればサイト訪問者のみアプローチ可能ですが、SNS上に投稿することで各プラットフォームのユーザーに対してもアプローチすることが可能となります。
SNSにはサービスの停止やアカウント凍結等のリスクも考えられ、各プラットフォームのみに依存せず自社サイト上での集客も大切です。
メリット 4) WEBサイトからSNSへの導線になる
またSNS動画の掲出欄として枠を用意することで、WEBサイトから各SNSへの導線として活用できます。WEBサイトは意図的に検索しない場合なかなか辿り着くことはありませんが、YoutubeやInstagramなど日常的に多くの人が閲覧する媒体では、フォロワーを獲得することで何気ない日常の中に自社の製品の紹介を挟み込むことができます。
メリット 5) UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用
SNS上には自社で制作した動画だけでなく、インフルエンサーに依頼した案件動画や一般の方が作成した自社製品の紹介動画なども存在し、それらはUGC(ユーザー生成コンテンツ)と呼ばれています。
事前に利用許可をとった上でUGCを活用することで、自社での動画制作コストを削減することができるだけでなく、多くの方がSNSで取り上げているという口コミ・拡散をWEBサイト上で表現することができ購買や問い合わせ増加の促進も期待できます。
▼UGC活用の詳細についてはこちら
ここまでSNSとWEBサイトで動画を連携させるメリットをご紹介いたしましたが、実際の導入にあたっては連携ツールの選定が必要になります。ここでは、長期的な運用の観点からツールの選定基準を大きく4つに分けてご紹介いたします。
ポイント 1) 対応するプラットフォームの種類
まず前提となるのは動画プラットフォームの対応状況です。使用を検討している連携ツールが、自社でメインに活用している動画プラットフォームへと対応しているかは一番初めに確認が必要な点となります。
Instagramの場合には、通常のフィード投稿だけでなくIGTV・Instagramストーリーなど個々の機能に対する対応状況の確認が求められます。
ポイント 2) システムの操作性
また一部の人にしか運用することができない操作性の低いシステムでは、担当者の引き継ぎ時などにうまく使いこなせない事態が想定され、かえって手間とコストを発生させてしまうことも考えられます。社内のオペレーションへと長期的に組み込んでいくためには、誰もが直感的に操作することができるような使いやすさが重要となります。
ポイント 3) コスト面での利用の手軽さ
長期的な運用においてはランニングコストの低さも重要なポイントの一つです。初期費用の発生しないシステムを選択すると、一部店舗で3ヶ月のみ利用するなど試験的な導入も可能となります。
▼SNS連携ツール「EmbedSocial」のプラン一覧
サービスご利用の初期費用はございません。
別途導入時におけるサポートオプションをご要望に応じてご提供いたします。
3ソースまで
設定可能
レストラン・美容室・ショップなどの個店やシングルスポット
6ソースまで
設定可能
複数店舗のオーナーやSNSを更に活用したいユーザー
15ソースまで
設定可能
大規模チェーンやマルチブランドを展開する企業・ショップなど
15ソース以上
の大規模な利用
その他、10万回以上のウィジェットリクエスト回数やAPIでのデータ提供など
ポイント 4) 表示デザインの制御・種類の多さ
WEBサイト側でSNSから収集した動画を掲出させる際には、自社サイトのデザインに合わせて選択できる豊富なデザインテンプレートやカスタマイズ調整が可能な機能を備えていることなど、デザイン面での充実性も考慮に入れることが大切といえます。
SNS連携ツール「EmbedSocial」では5種類以上のソーシャルメディアから動画を収集することができ、IGTVやInstagramストーリーの動画も収集することができます。
誰でも簡単に使用することができる操作性の高さや様々なデザインが設定可能である点も大きな魅力の一つです。また初期費用無料・月額 7,150円〜 利用することができるため、テスト的な導入も可能でランニングコストを抑えて運用することができます。
2021年9月現在では、7日間の無料トライアルやWEB会議でのご案内も実施しておりますので、興味を持たれた方はお気軽にお問い合わせくださいませ!