2021-07-16
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オンラインイベントを盛り上げるSNS活用策 7つのアイディア

リアルなイベントが開催できない状況下でも実施しやすいオンラインイベントですが、参加者とのコミュニケーションが取りにくく、イベントを盛り上げることが難しいといったデメリットがあります。
そこで今回はオンラインイベントをSNSを活用して盛り上げるアイディアを事例とともにご紹介したいと思います。

目次

  1. オンラインイベントの諸課題はSNS活用で改善できる
  2. SNS活用策1: イベント公式ハッシュタグを作って、集客やコミュニケーションのハブを作る
  3. SNS活用策2: 双方向コンテンツを通じて参加者とコミュニケーションを図る
  4. SNS活用策3:バックステージなど主催者からの投稿でプレミア感を醸成する
  5. SNS活用策4:イベント内ミニイベントを行い、参加者の一体感を演出する
  6. SNS活用策5:ライブ配信を活用して、リアルタイムでの参加体験を提供する
  7. SNS活用策6:SNS上の投稿をまとめてウェブページなどに埋め込み表示する
  8. SNS活用策7:フォトブースの設置やデジタルフォトフレーム配布で一体感を醸成する
  9. さいごに

オンラインイベントの諸課題はSNS活用で改善できる

昨年より一気に浸透した感のあるオンラインイベント。各種状況の制約を受けずに開催できるメリットがある一方、各種調査の結果をみてみると、イベント運営者は以下のような課題を感じていることが分かります。

参考)国内のオンラインイベントに関する各種調査の例:
2020年オンラインイベントに関する調査(Peatix Japan株式会社)
「コロナで急拡大したビジネスイベントのオンライン化に関する実態調査」(株式会社ブイキューブ)

これらの課題の解決策としてSNSの活用をぜひお勧めしたいと思います。ご存知の通りSNSは双方向性や拡散性に優れたツールです。すべての課題を解決することは難しくても、主要な課題である集客や参加者とのコミュニケーションを改善するツールとして有望です。

そもそもSNSは基本的な機能は無料で利用でき、手軽に誰でも使えるので、活用しないほうがもったいないですよね。

ここにオンラインイベントにおけるSNSの活用アイディアを7つ挙げてみました。比較的簡単に取り組めるアイディアから並べています。

活用策1:イベント公式ハッシュタグを作って、集客やコミュニケーションのハブを作る
活用策2:双方向コンテンツを通じて参加者とコミュニケーションを図る
活用策3:バックステージなど主催者からの投稿でプレミア感を醸成する
活用策4:イベント内ミニイベントを行い、参加者の一体感を演出する
活用策5:ライブ配信を活用して、リアルタイムでの参加体験を提供する
活用策6:SNS上の投稿をまとめてウェブページなどに埋め込み表示する
活用策7:フォトブースの設置やデジタルフォトフレーム配布で一体感を醸成する

以下、事例等を交えて一つ一つ解説します。

SNS活用策1: イベント公式ハッシュタグを作って、集客やコミュニケーションのハブを作る

SNS活用の第一歩として、まずはイベント用のハッシュタグを用意しましょう。イベント専用のハッシュタグを作るメリットは、SNS上の投稿を主催者側が収集しやすくなったり、参加者がイベントに関する投稿を見やすくなったりすることです。ハッシュタグは参加者とのコミュニケーションのハブ(中心拠点)として機能します。

イベントハッシュタグを集客や告知に利用

まずは作ったハッシュタグを使って、インスタグラムやツイッターを使い、告知に活用しましょう。集客のためには、イベントハッシュタグと共に、ターゲットとなる参加者層の目に留まりそうなハッシュタグを組み合わせて投稿を拡散します。

例えばイベント出演者や登壇者の名前、スポーツイベントだったら種目名、音楽イベントだったらジャンル、ビジネスセミナーだったらテーマや部門などにハッシュタグを付けて投稿してみましょう。

イベント中はハッシュタグで投稿を呼びかける

そしてイベント中は参加者にこのハッシュタグを使ってイベントに参加している様子などを投稿してもらいましょう。

2021年2月に高知県が主催したの海外のよさこいファン向けのオンラインキャンペーン「Yosakoi Challenge Campaign」では、指定のハッシュタグを付けてよさこいファンに踊っている動画を投稿してもらう形で、世界中のファンにキャンペーンへの参加を促しました。ハッシュタグを使えば、海外からもイベントの参加者を集めることができる、オンラインならではの強みが分かるよい事例ですね。
kouchi-yosakoi-campaign

SNS活用策2: 双方向コンテンツを通じて参加者とコミュニケーションを図る

SNSを活用して、主催者と参加者の間でのコミュニケーションを活性化しましょう。一番簡単な取り組みは、参加者のイベントに関する投稿に反応することです。いいねを押す、簡単なコメントを返すだけでも、参加者はイベントとつながっている感じを得ることが出来ます。

さらに、インスタグラムやツイッターの「アンケート」や「投票」機能を利用して、イベント主催者から質問や投票を投げかけ参加者に答えてもらう企画も、イベントに参加している感覚を味わってもらうのによいアイディアでしょう。

最近の例では、2021年に開催されたUEFA EURO 2020のツイートが参考になるでしょう。幸い本大会はリアルで開催することができましたが、世界中のファンに向け、公式ツイッターアカウントを通じて投票機能を使ったツイートを何件も確認できます。

内容は試合に関するものだけでなく、スタジアムで流してほしい曲など、幅広い人々にイベントに目をむけさせる工夫もされています。
twitter-vote-example-uefa
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双方向コンテンツの投稿は簡単にできる

このような投稿は簡単にできます。例えばインスタグラムでは、ストーリーを使って、アンケートなど双方向のやり取りができます。ストーリーの作成画面に進み、顔のような画面上部のボタンをタップすると、いろいろなスタンプが出てきます。

この中から、「質問」「アンケート」「クイズ」を選び、なにか質問をしてみましょう。この時、ハッシュタグスタンプを使ってイベントのハッシュタグも忘れずにつけておきましょう。
instagram-stories-stamp
ツイッターでは投票フォーマットが利用できます。ツイート作成画面下のグラフのようなアイコンをタップして質問と選択肢をタイプし、投票期間を設定して、ツイートしてみましょう。
how-to-vote-tweet
なお、投票してくれた人々は結果が気になるものです。アンケートや投票機能で集めた回答の集計結果は、イベントの終盤など盛り上がるタイミングで公表すると効果的です。余計な不評を買うことにつながるので、聞きっぱなしや、投票結果をあいまいにしてしまうといったことをしないように気を付けてください。

活用策3:バックステージなど主催者からの投稿でプレミア感を醸成する

普段は見られないレアなバックステージなどの様子をSNSに投稿して、イベント参加者にプレミア感を感じてもらうのも、イベントの満足感を高めるのに効果的です。イベントを準備している様子、スタッフの仕事ぶり、出演者がいるのであれば出番の前後などの様子を写真や動画でシェアしましょう。

これはイベントに限らず、企業の公式アカウントなどでもよく取られる手法です。最近はTVドラマの宣伝でもよく見かけますね。商品やサービスの完成形を見てもらうだけでなく、そこに至るストーリーを共有することで、より消費者に身近に感じてもらうことが出来ることがこの背景にあります。

また、著名人がイベントに参加していれば、その模様を投稿でシェアするのも、参加者の気持ちを盛り上げることを助けるはずです。

活用策4:イベント内ミニイベントを行い、参加者の一体感を演出する

イベントの期間中に、参加者がある一定期間同じ行動に取り組むミニイベントを組み込むことで、参加者の”イベントに参加している”感を醸成し、さらにそれをSNS上やイベントホームページなどで共有することで、一体感や盛り上がりを演出できます。

リアルイベントであれば、イベントに参加することそのもので盛り上がりや一体感を作り出すことができるのですが、オンラインイベントでは特別な仕掛けを用意する必要があるのです。

2021年2月に開催された京都マラソンでは、オンラインイベント期間中、自分が走った軌跡で字や絵を表現する「GPSアートコレクション」というミニイベントが行われました。オンラインで完結していながら、同じ行動を多くの人がとることで一つの大会に参加している感覚になる素晴らしいアイディアでした。

少し話がそれますが、この「GPSアートコレクション」企画は、画面に統一感が出る、一目で投稿の面白さが分かる、参加者のイベント参加の様子が容易に想像できる、他の人の投稿が気になる、といった点で、UGC(ユーザー生成コンテンツ)活用の好事例としての側面もあります。
kyoto-marathon-gps-art-collection

京都マラソン2021はオンラインでのスポーツイベントの可能性を広げるヒントがたくさん詰まった、イベント関係者必見のケーススタディとして、大変勉強になる事例でした。

なお、オンラインイベント内でミニイベントを行う場合には、密が発生せずに参加者がそれぞれの環境下で楽しめる企画にするなど、社会状況を鑑みた工夫が必要になることも、付け加えておきます。

活用策5:ライブ配信を活用して、リアルタイムでの参加体験を提供する

イベントの一部や全部をライブで配信して、リアルイベントの雰囲気を参加者に味わってもらう仕掛けを用意しましょう。場所は違っていても、リアルタイムで同じ時間を参加者同士で共有できると、リアルイベントに近い参加感覚を持たせることができます。

ライブ配信を見ながらハッシュタグ付きでコメントをしてもらえば、タイムライン上で参加者同士がコミュニケーションをとることも可能です。Youtubeなどのライブ配信のコメント欄、ツイッターのタイムラインなど、リアルタイムでコメントを見ながらイベントやライブに参加したことがある方も多いかもしれません。

2020年9月に開催された三条楽音祭’20は、リアルの音楽フェスから、生配信と収録映像などを駆使したオンラインイベントに切り替えてイベントを実施しました。配信だけではなく、過去に同イベントに参加した思い出の写真の投稿を呼び掛けたハッシュタグキャンペーンなども組み合わせた、オンラインイベントならではのアイディア満載の素晴らしいイベント事例です。
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代表的なSNSのライブ配信のやり方

大規模なライブ配信プラットフォームの利用はもちろんおすすめですが、SNSだけでも手軽にライブ配信ができるようになっているので、比較的誰でも取り組めます。インスタグラムなどのライブ配信には、いわゆる”投げ銭”機能、つまり配信を見ている視聴者が配信者に対して直接お金を落とせる仕組みがついているので、イベントの収益にも良い影響を与えるかもしれません。

代表的なSNSのライブ配信機能のやり方について、公式ページへのリンクをまとめてましたので、参考にしてみてください。

活用策6:SNS上の投稿をまとめてウェブページなどに埋め込み表示する

参加者や運営サイドからの投稿を収集し、一つのコンテンツ化してイベント特設ウェブサイト等に表示して、参加者が集うバーチャルな場を提供しましょう。イベント関連の投稿を一つのコンテンツ化し、イベントサイトなどで見せることで、参加者は他の参加者のイベント参加の様子を知ることが出来ます。このことはイベントとの一体感や参加感を醸成することに役立つでしょう。

またこのイベント関連コンテンツをイベントウェブサイトに埋め込めば、参加者をサイトへ誘引する強力なフックとして使うこともできます。多くの参加者がイベントサイトを訪れれば、サイト上のイベント関連グッズ販売ページ等への波及効果も期待できます。

なお参加者からの投稿を収集して利用可能なイベント関連コンテンツ化するには、品質コントロールが必要です。品質コントロールとは、不適切な投稿などを非表示にしたり、そもそも収集しないように設定することです。専用のツールを使うことで効率的に品質コントロールができるので、この活用策を検討の際にはぜひツールの利用も検討してみてください。

活用策7:フォトブースの設置やデジタルフォトフレーム配布で一体感を醸成する

フォトブースを用意して、イベント参加者に写真を投稿することを促しましょう。リアルイベントでよく見られるフォトブースは、オンラインイベントでも効果的です。離れた場所からそれぞれ参加している人々が、同じような写真を撮ることで一体感を感じることが出来ます。ただし、オンラインイベントの場合では特別の工夫が必要です。

オンラインイベントでフォトブースを活用する場合は、フォトブースに参加者が殺到することをさけるため、フォトブースを複数用意したり、撮影可能期間を長く設定するなど、混乱が起きないように慎重に準備しましょう。

2021年の静岡市の成人式は残念ながらオンラインでの開催となったのですが、少しでも新成人の皆さんの思い出に残るようにと、市内6か所に記念撮影用のフォトスポットが用意されました。このほかにも記念撮影した写真を指定のハッシュタグをつけて投稿することを促し、これらの写真はまとめて成人式の特設ウェブサイトに表示されました。
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フォトブースをさらに応用して、ARを使ったデジタルフォトフレームを利用することもよいアイディアです。フレームを参加者に送ったり、または、街のどこかにQRコードを掲示して参加者に探してもらうというような、活用策4(イベント内イベント)の企画と組み合わせると、さらに盛り上がるかもしれません。

ちなみにデジタルとは真逆の方向性で、参加者に写真撮影用のイベントノベルティグッズをチケット代わりに送付するのもおすすめしたいです。ちょっと予算がかかってしまいますけどね。

さいごに

参加者が場所を選ばずに気軽に参加できるオンラインイベントのメリットは、リアルイベントの開催が制限なく可能になっても変わらないので、今後も多くのオンラインイベント、あるいはリアルとのハイブリットイベントが盛んに開催されるでしょう。

SNSを上手に活用して、参加者とのコミュニケーションをとりながら、盛り上がるオンラインイベントを運営していきましょう!

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