2020-03-09

MEOとは?検索結果表示の仕組みとGoogleマイビジネスを活用した対策のポイント

Googleでユーザーが店舗や場所を検索すると表示される「ローカル検索結果」。この表示順位を改善するための施策MEOが注目を集めています。そこで今回は、検索結果表示の仕組み、Googleマイビジネスを活用したMEO基本対策、ライバルと差別化させるための強化策、注意点などを徹底解説します。

目次

  1. MEOとは地図(Googleマップ)エンジンに対する最適化
  2. MEO対策の最初の一歩はローカル検索結果表示の仕組みを知ること
  3. ローカル検索結果表示順位を改善する基本対策
  4. 外部ツールを使ってMEO対策を強化・効率化する
  5. MEO対策で注意すること

MEOとは地図(Googleマップ)エンジンに対する最適化

MEOとはMap Engine Optimizationの略称で、日本語に訳すと地図エンジン最適化、となります。

海外では「ローカルSEO」という言い方をすることが一般的のようですが、この言葉の通り、MEOとは、インターネット上で公開されている自分のビジネスに関する情報を最適化して、ローカル=特定のエリアについて情報を探している消費者に、見つけてもらいやすくする取り組み、のことです。

皆さんがGoogleで自分の現在地付近にある店舗や場所を検索すると「ローカル検索結果」が表示されます。簡単に言えば、この検索結果の表示順位を上げるための施策をMEOと言っているわけです。

ところで、インターネット上で何か場所を探すとき、Googleだけでなく、Yahooや、iPhoneに搭載されているApple Maps、さらにはBingなどを使って検索している人もいるので、本来MEOとはGoogle向けの対策だけではありません。しかしGoogleの利用率が圧倒的に高いので、現実的には、MEOはGoogle向けの対策とほぼ同じ意味で使われています。

ということで、この記事でも「MEOとはGoogleの『ローカル検索結果』表示順位を上げるための対策」として、話を進めていきたいと思います。

MEOに取り組むメリット

この記事は少し長いので、読んだあとに飲みに行きたくなるかもしれません。ということで、先にちょっと検索しておきましょう。結果はこのように表示されます。

枠で囲った場所が「ローカル検索結果」です。「ローカルパック」とか「Snack Pack」などとも呼ばれていて、普通の検索結果よりも上部に表示されます。MEO対策をすればこの場所で表示され、表示順位を改善することが出来ます。

特にMEO対策をしていなくても、画面を下にスクロールすると出てくる通常の検索結果に皆さんのビジネスの情報は表示されますが、やはりローカル検索結果に表示されるほうが集客に有利であることは、見ただけでもお分かりいただけると思います。

また、MEO対策の基本はとても簡単で、情報を探しているGoogleユーザーの利益になる最新の情報を提供し続ける、ということに尽きます。高い広告費を払ったりする必要はありません。オンラインマーケティングに詳しくなくても基本的な対策に取り組むことが出来ます。

あともう一つ。これは今だけのメリットですが、MEO対策をしているビジネスがまだそれほど多くないため、たくさんの競合が取り組む前に対策しておけば効果が出やすいかもしれません。

MEOに取り組むデメリット

MEOでは、口コミの管理が重要な施策の一つです。ユーザーからの様々な口コミへ丁寧に対応したり、口コミの数を増やすことも必要になります。やり方を工夫しないと、時間や手間が想像以上にかかってしまうかもしれません。

結論は、「やらないともったいない」

Googleで検索して飲食店やショップを探す消費者は増えている、というよりも、もはや普通の行動になりつつあります。それに呼応してMEO対策をするビジネスも増えていくことが予想されます。しかもそれほど難しくなく、高い広告費もいらない・・・。

ということは、MEO対策は「やらないともったいない」取組みと言えそうです。

MEO対策の最初の一歩はローカル検索結果表示の仕組みを知ること

MEOといっても何から始めたらよいか迷うかもしれませんが、「Googleがどこから情報を集め」て、「どのようにランク付けをしているのか」が分かれば、何をやるべきかすぐにわかるようになります。急がば回れ。まずは必要知識をインプットしましょう。

Googleは「4つの情報源」から情報を集めている

Googleは、検索結果の表示順を決めるために、4つの情報源から情報を集めていると公表しています。それぞれどのような情報なのか見ていきましょう。

情報源1.ビジネス自ら登録した情報

ショップや飲食店、その他ビジネスをしている皆さん自らが登録した情報です。具体的には、店舗やショップの名前、住所、営業時間、ビジネスの内容、サービスの提供地域、ウェブサイトのURL、ビジネスの様子が分かる写真などです。

情報源2.ビジネスの公式ウェブサイトの情報

皆さんの公式ウェブサイトに掲載されている情報です。

情報源3.Googleユーザーからの情報

Googleサービスを利用しているユーザーからの情報です。ユーザーが口コミや写真を投稿したり、混雑する時間帯の情報をアップしたりすると、これらの情報が皆さんのビジネスのプロフィールに反映されます。このようなユーザーが共有した情報も重要な情報源の一つです。

情報源4.第三者の情報

インターネット上の他のウェブサイトからの情報です。Googleユーザーにとって有益とGoogleが判断した情報が取集され皆さんのビジネスの情報に追加されます。

Googleの表示結果順位を決定する要素は3つ

上記4つの情報は、3つの要素に基づいて解析され、検索結果として表示されます。

順位決定要素1.関連性

関連性とは、ユーザーの検索語句が、皆さんが提供しているビジネス情報とどの程度一致しているかという指標です。ビジネス情報が質・量ともに充実するほど、Googleのエンジンはユーザーの検索語句との関連性を的確にとらえることが出来ます。

順位決定要素2.距離

距離とは、ユーザーの検索語句で指定された場所から皆さんの店舗やビジネス所在地までの距離のことです。検索する際に場所が指定されていない場合は、検索しているユーザーの現在地情報をもとに計算されます。

順位決定要素3.知名度

知名度とは、皆さんのビジネスがどれくらい知られているかを示す指標です。すでに「一般的に」有名な場所、例えば有名な観光地や施設などは上位に表示されやすくなっています。

一方、インターネット上の情報も知名度に影響します。ウェブサイトのリンクや記事、店舗一覧の情報も知名度を算出する要素です。また、Google上での口コミの数やスコア(星の数)も知名度に影響し、口コミの数が多くスコアが高いビジネスは検索結果表示順位が高くなります。

また通常の検索結果での掲載順位も知名度の参考にされるので、ウェブサイトのSEO対策も、MEOに効果的です。

なお、Googleがこれらのランキングを操作するためにリクエストや金銭を受け取ることはありません。すべての利用者にとって公平なランキングになるようにシステムは構築されており、以上の要素がどのようなアルゴリズムで計算されているのかは公開されていません。

ローカル検索結果表示順位を改善する基本対策

では何をすればよいのか。ここからは具体的なMEO対策をご紹介していきます。

Googleは、「Googleマイビジネス」情報を活用して、GoogleマップやGoogle検索などのGoogleサービスにローカル検索結果を表示しています。

つまり、皆さんのビジネスがこの検索結果に効果的に表示されるためには、このGoogleマイビジネスを活用することが必須対策となります。

それではどのように対策を行えばよいのか、一つ一つ見ていきましょう。

対策1:Googleマイビジネスを登録し、正確な情報を入力する

詳細で正確な情報を入力する

Googleマイビジネスは、Googleの各種サービスに皆さんのビジネス情報を表示したり、管理することができる、Googleが提供する無料のツールです。

ローカル検索結果には、ユーザーの検索語句と登録されているビジネス情報との関連性が高いものが表示されます。皆さんが入力する情報が充実するほど、ユーザーの検索語句との関連性を的確にとらえることが出来るので、一つ一つ正確に入力しましょう。

まずはこのGoogleマイビジネスへの登録しする必要があります。登録はこちらの画面から一つ一つ入力しながら進めていきます。

ビジネス名、ビジネスのカテゴリ、実際に店舗やオフィスに訪れることが出来るかどうか、住所/所在地、拠点外でのサービスの可否、電話番号およびウェブサイトのURL(なくてもOK)、最新情報の入手有無、と入力していくと、ひとまず登録が完了します。

なお、ビジネス(ショップや店舗)の名前、電話番後、住所などは、公式ウェブサイトと統一しましょう。Googleは機械で情報を読み取ります。これらの基本情報が異なると、同じビジネスであると認識しづらくなってしまうのです。

ビジネスオーナー確認を行う

登録を完了すると次に、ビジネスオーナーであることを確認する画面に続きます。

オーナー確認をしなくてもGoogleマイビジネスの一部を使うことはできますが、すべての機能を使うには登録した住所に本当にビジネスがあるかどうか、入力した人がオーナーであるかどうか、を確認する作業が必要です。

ほとんどのビジネスでは郵送による確認が必要で、一部非店舗型ビジネスではメール等他の方法が選択できます。

郵送による確認では、「確認コード」が記載されたハガキが登録した住所に郵送されます。ハガキを受領後、Googleマイビジネス上でコード入力をしてオーナー確認は終了です。

対策2:ビジネス内容の詳細を入力する

次にビジネスの内容をもう少し詳しく入力して、皆さんの情報とユーザーが検索していることの「関連性」を高める対策をします。

(ここではパソコンでの入力画面を利用しますが、スマートフォンでも可能です。)

Googleマイビジネスのホーム画面左の「情報」をクリックすると、ビジネス情報の編集画面が出てきます。ここではMEO対策で重要な3つの項目の入力について説明します。

営業時間の情報を正確に保つ

飲食店やショップなど不特定のお客様が訪れるビジネスの場合は特に、正確な営業時間の情報提供が大切です。「営業時間を追加」をクリックして、営業時間や定休日を入力していきましょう。

ビジネスの説明を記載する

同じく編集画面の「ビジネスの説明を追加」をクリックしてみてください。750文字以内で皆さんのビジネスの簡単な説明を入力する画面が出てきますので入力しましょう。

ここでのポイントは、Googleユーザーが皆さんが関連するビジネスを検索するときに使いそうなキーワードを説明の中に入れておく、ということです。

皆さんが東京都大田区にある京急雑色駅の近くでレストランバーを営んでいるとします。この場合、お店の紹介に「おいしいお酒と食事が味わえるレストランバーです」とするよりも、「東京都大田区雑色駅近くの、おいしいお酒と食事が味わえるレストランバーです」としたほうが、ユーザーが見つけやすい情報になります。

写真を追加する

店舗や商品の写真を追加すると、ユーザーにとっての情報の価値が上がり、表示順位を上げることにつながります。なおビジネスオーナーの確認を済ませた後、写真は表示されます。

さて、以上の2つの対策は、皆さんのビジネスを正確に伝えるということが中心で、必須対策ではあるものの、あまり他のライバルに差をつけられる要素が多くありません。

そこで次からは、皆さんがライバルと差をつけやすい対策について解説していきます。

対策3:口コミ管理を積極的に行う

口コミを管理することは、Googleのランキング指標の一つ「知名度」をあげることができる、とても有効な対策です。Googleは最近、ユーザーから寄せられる情報をとても重視していますので、この対策に注力することはMEO対策の中でも最重要施策の一つと考えておきましょう。

口コミの管理とは、「口コミを集める」「口コミに返信する」ことです。Googleマイビジネス上で口コミの管理を行うには、先ほど触れたオーナー確認が必要になります。

口コミを集める

口コミの数が多いほど、Googleのエンジンが皆さんのビジネスを的確に把握することができるので、口コミの数を増やすことが必要です。そのためにはユーザーに口コミをしてもらうように促す活動が必要になります。

Googleマイビジネスでは、ユーザーに投稿用の短縮URLを公開して、スマートフォンやパソコンから簡単に口コミを簡単に投稿できることをアピールすることが出来る機能も付いています。

口コミに返信する

お客様がくれた口コミにはきちんと対応しましょう。ユーザーは単に口コミの内容や星の数を見ているわけではありません。皆さんが口コミにどのように対応しているのかにも注目しています。返信内容が新たな口コミをやすことにつながったり、あなたのビジネスの評価を上げることにつながります。

そのため、MEO対策を始めたら、日々口コミをチェックし、口コミをしてくれたことに対するお礼をする、悪い口コミであっても正当な指摘であればそれに丁寧に回答する、悪意のある口コミには毅然と対応し、Googleの口コミ投稿のガイドラインに違反するような口コミは削除を依頼する、といった行動が求められます。

Googleマイビジネスのホーム画面左の「クチコミ」をクリックすると、クチコミの画面が出てきて、返信などが行えます。

対策4:投稿を行う

Googleマイビジネスは、基本的なビジネス情報のほかに、イベントやセールの情報などを投稿できる機能がついています。新しい投稿を頻繁に行えば、ビジネスの情報を最新に保つことができ、「関連性」指標によい影響を与え、ローカル検索結果の表示順位改善に有効です。

ホーム画面の「投稿」をクリックすると、投稿画面が出てきます。

投稿は、4つのフォーマット(「特典を追加」「最新情報を追加」「イベントを追加」「商品を追加」)から1つ選び、写真を追加したり、コメントや日付などを入力して、「公開」をクリックして実行します。

4.外部ツールを使ってさらにMEO対策を強化・効率化する

MEO対策は、基本情報をGoogleマイビジネスに登録・入力するということがベースラインです。さらにライバルとの競争で有利になるには、口コミの管理や投稿が必要だというお話をしてきました。

しかし、冒頭のデメリットで触れた通り、口コミも投稿も、一つ一つ手作業で対応していくには時間と労力が必要です。そこでここでは、外部ツールを使って、MEO対策を強化し、さらに効率化する方法をご紹介します。

口コミ活用ツール「EmbedScial(エンベッドソーシャル)」

EmbedSocial(エンベッドソーシャル)は、口コミの収集、自動返信、活用を効率化できる口コミ活用ツールで、皆さんのMEO対策を強化し、効率化することができます。

EmbedSocialを使えば、次のようなことが簡単にできるようになります。

特徴1:口コミをより多く収集したり、効率的に返信する

特徴2:口コミを活用してウェブサイトの情報を充実化できる

特徴3:集めた口コミをエクセルで一覧表にして分析できる

口コミの数を増やしたり、こまめな返信が可能になったり、また、様々な場所から集めた口コミをウェブサイトに集めることができるので、ユーザーに提供できる情報も増え、「関連性」や「知名度」に有効なMEO対策をこのツール一つで簡単にできるようになります。

EmbedSocialは、国内外で多くの企業に導入された実績があります(導入事例はこちらから)。月額数千円から利用できるので、個人事業主から大手企業まで、様々なニーズにこたえてくれる安心のツールです。

5.MEO対策で注意すること

以上、MEO対策をいろいろとご紹介しましたが、最後にMEO対策を進めるにあたって、注意すべき点を2つご紹介しておきます。

Googleガイドラインやポリシーを確認しておく

Googleは「現実の世界をありのまま正確に伝える」ことを目標に、Googleのプラットフォーム上で公開する情報についてガイドラインを設けています。

検索順位を上げるためにこのガイドラインを逸脱する行為を行えば、Google 検索結果で表示方法に悪影響を及ぼし、場合によっては Google インデックスからサイトが削除されることもありえますので、ルールにのっとって、正しく対応しましょう。

ただし、過度に構える必要はありません。ガイドラインを読むとわかりますが、Googleはユーザーに対して常識的で節度ある態度を求めているだけなので、一般的なユーザーにとっては特に問題にはならないはずですので、安心してください。

MEOは検索最上位を保証するものではない

ここまで読んでいただいた方はもうお分かりのように、検索順位は検索者の現在位置、検索内容、そして皆さんがインターネット上に公開している様々な情報を合わせて複合的に決まり、これらの情報は日々変化します。

つまりMEOは表示されやすくなる、あるいは表示順位を改善することはできますが、「何位に表示」ということを保証できる施策ではありません。したがって、「何位に表示」ということを保証するというような業者の誘いには注意深く対応しましょう。

まとめ

最後に簡単にまとめます。

MEOは基本を押さえれば、オンラインマーケティングの知識や大きな予算がなくても始めることが出来ます。

そしてMEO対策をすれば、オンライン上に公開している情報が最新で整理されたものになります。さらに口コミへ真摯に対応をすることで、店舗やビジネスの運営にも良い影響が見込めるなど、検索結果の改善以外にも副次的な効果が見込めますので、ぜひ取り組んでみてください。

今回の記事やMEO対策を強化できるツールについてのお問い合わせはこちらまでお気軽にお問い合わせください。

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