国内でも月間4,000万人以上が利用し、目的地を探す地図アプリから行きたいお店のレビューを探す口コミプラットフォームへと拡大しているGoogleマップ。実店舗をもつ業態では、規模の大小を問わずGoogleマップ(Googleマイビジネス)の活用が日に日に重要性を増しています。今回は、そんなGoogleマップでの口コミ記入を促す施策とそのやり方をご紹介いたします。
Googleマップなどの情報を管理することができるGoogleマイビジネスに登録すると、管理するロケーションに対して口コミを記入するためのリンクを取得することができ、ボタンとしてWEBサイト内に配置することで導線として活用することができます。
Googleマイビジネスの登録方法はこちら:Googleマイビジネス(GMB)に登録してWeb集客を始めよう
Googleマイビジネスにログインし、ホーム画面内にある「口コミを増やす」カード内の「プロフィールを共有」ボタンをクリックします。「審査をリクエスト」というタイトルと共にURLが表示されますので、クリックしてコピーすると口コミ記入先リンクを取得することができます。
また、リンクの取得はGoogleマップから行うこともできます。
該当するロケーションにアクセスし「共有」を選択します。表示された共有リンクをコピーし末尾の「?share」を「/review」へと変更すると、同様に口コミ記入先へと遷移するリンクとなります。
変更前:https://g.page/EmbedSocial?share
変更後:https://g.page/EmbedSocial/review
以上で口コミ記入リンクを取得することができました。
※一部の記事で紹介されているURLの一部を任意のアルファベットに設定することは、2021年8月現在では実施することができません。(Googleマイビジネス ヘルプ「ビジネスの略称とURLの管理」)
URLの変更も行うことができなくなったため、WEBサイト上でリンクを紹介する際には、ボタンを配置するのがオススメです。下記のようなボタンを作成することで、サイト閲覧者の方にとっても次の動作が非常に分かりやすくなります。
上記のボタンに使用したHTMLは下記の通りです。
WEBサイト上ではボタンの配置によって、サイトからGoogleの口コミ記入へとスムーズに遷移させることができるようになりましたが、紙媒体や実店舗での露出においては同様にはいきません。紙媒体等からリンクさせるためにはQRコードを活用することがオススメです。
※QRコードは㈱デンソーウェーブの登録商標です。
QRコード生成ツールの例:『QRのススメ』
こちらのQRコードは、『QRのススメ』を使用して実施に作成した例です。
上記よりQRコードを生成することができましたが、お店の中にステッカーのように配置するには、単体ではまだ味気ない気もします。デザインツールを活用し、お客様の目に届きやすいデザインを作成してみるのも良いかもしれません。
デザインツールの例:『Canva』
下記のデザインは、『Canva』を使用して実施に作成したデザイン例です。
Canvaは無料版でもかなり多くのデザインを作成することができ、月額数千円の有料版にアップグレードすると様々な素材・テンプレートが活用できるため、中小企業向けのクライアントワークにも活用できるツールです。
口コミ記入リンクの取得やQRコードの生成により、Googleマップの口コミ記入を促進する動線を作ることができるようになりました。では今度は実際に投稿された口コミを活用して、さらなる口コミの増加を目標としてみるのはいかがでしょうか?
Google My Business APIを活用すると自社で開発を行うことができますが、アプリケーションの登録や定期的なメンテナンスも必要となり、開発・保守管理のコストはとても大きくなります。口コミ連携ツールを活用することで簡単にWEBサイト上に埋め込んで表示させることができます。
口コミ連携ツールの例:『EmbedSocial』
https://embedsocial.jp/function/embedreview/
下記のウィジェットは、『EmbedSocial』を使用した口コミの埋め込み例です。
口コミ連携ツール『EmbedSocial』では、上記のように一部のレイアウトにおいてGoogleマップへと誘導するボタンを設置することも可能で、口コミ記入リンクも簡単に設置することが可能です。
Googleの口コミを増やすための施策は非常に重要ですが、ときに行き過ぎた施策はGoogleのガイドラインに違反する可能性があり、口コミの削除やアカウントの凍結に繋がる恐れがあります。ルールの範囲内で正しく運用するのが大切です。
ここでは例をあげて、ガイドラインで紹介されている内容の一部をご紹介いたします。
口コミとして投稿される内容は、投稿者の実体験を基にした内容である必要があります。同じ内容の口コミを複数の拠点に投稿したり、一拠点に対して複数のアカウントを使用して口コミを投稿することは「スパムと虚偽のコンテンツ」として禁止行為に該当する可能性が高いです。
自社や競合他社への口コミ掲載が禁止行為とみなされているのはもちろんのこと、投稿者の現在または過去の職場に関する内容を掲載することも「利害に関する問題」として禁止行為の例として挙げられています。
禁止されているコンテンツのガイドラインに加えて「各フォーマットに適用される要件」より、口コミを記入することの謝礼としてお金を渡したり受け取ったりする行為は控えることが明確に求められています。(マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー ヘルプ)
最近ではGoogleマップの検索順位向上を目指すMEO対策という言葉も普及し、MEO対策のサポートを専門に行うビジネスも多く見られるようになりました。反面、虚偽の投稿による口コミでの水増しなどの悪質なケースも増え、ガイドラインに対する遵守がより厳しく求められるようになってきています。外部ツールなども組み合わせて、無理のない範囲でより上手に活用できると良いかもしれません。
※本記事では2021年8月現在の内容をもとに、口コミ投稿に関するGoogleのガイドライン一部を抜粋してご紹介いたしました。最新の情報ならびにガイドラインの内容に関するお問い合わせはGoogleのサポートページをご確認ください。(ローカルガイド ヘルプ「禁止および制限されているコンテンツ」)