Twitterキャンペーンは、効果の高さと手軽さから人気が高まっているマーケティング施策の一つです。ただ、Twitterキャンペーンを運用したことのない方は「どのようなキャンペーンを実施すべきかわからない」「効果が見込める参加条件がわからない」といった悩みを持つ方も多いようです。そこで今回は、Twitterキャンペーンの種類やメリット、事例などをまとめてご紹介します。Instagramキャンペーンについての記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
目次
Twitterキャンペーンにはどんなメリットがある?
まずはじめに、Twitterキャンペーンの主なメリットを確認しておきましょう。特に、国内で利用されている他のSNSと比較したときのメリットとしては以下の3つがあげられます。
- ユーザー数が多い
- 拡散力が高いので多くのユーザーにシェアされやすい
- 世代や性別を問わずまんべんなくリーチできる
大前提として、Twitterは国内TOPクラスのユーザー数をほこります。2017年以降公式の発表はないようですが、公式ツイートによって2017年時点ですでに国内で4,500万人の月間アクティブがいることが発表されており、InstagramやYoutubeを超えるユーザー数がいるともされています。
そして、Twitterがキャンペーンに活用される一番の理由は、リツイートやいいねなどによって投稿が拡散していく仕組みにあります。拡散力が高いため自社商品やキャンペーンの存在を多くのユーザーに知ってもらうことができます。また、他SNSと比較して年代や性別の分布に偏りがないことも2つめの特徴としてあげられます。ユーザー属性についても、2021年の総務省報告ではInstagramなど他SNSと比較して、ユーザー属性が均質に分布していることが示されています。
Twitterキャンペーンの基本は3種類
Twitterキャンペーンは、いいねやハッシュタグ投稿など特定の条件を満たしたユーザーに特典を用意して、ユーザーにキャンペーンへの参加・応募を促すことで認知の拡大やブランドイメージの向上などを目指す施策です。たくさん種類があるイメージですが、基本は下記の3つのタイプに分かれています。
- フォロー&いいね
- フォロー&リツイート
- フォロー&ハッシュタグ投稿
一つ注意したい点としては、プレゼント発送などのやり取りが発生することが多いため、基本的にはフォローを条件としている場合がほとんどとなります。しかし、フォローを条件としたインセンティブの付与は規約によって原則禁止されているため、注意が必要です。詳細は下記の記事や公式の規約をご確認ください。ユーザーからの投稿の取り扱いなどについてもこちらに記載があります。
参考:Twitterキャンペーンに関するポリシー・ガイドラインまとめ
フォロー&いいねキャンペーン
フォロー&いいねキャンペーンは、対象アカウントをフォローし、企業アカウントがツイートした対象ツイートにいいね!を付けることでキャンペーンに参加できます。リツイートのように自分のフォロワーに参加を知らせることがなく、投稿の必要もないため参加のハードルが低くく、高い参加率が見込めます。
一方、参加者はプレゼント欲しさに気軽に参加する場合が多く、実際に参加ユーザーのほとんどがキャンペーン専用のアカウントだったということも少なくありません。拡散を優先したい、あるいはインセンティブにそこまで費用がかけられない場合に向いており、逆にしっかりとしたフォロワーなどを獲得したい場合には不向きなキャンペーンと言えます。
フォロー&リツイートキャンペーン
フォロー&リツイーキャンペーントは、対象となるアカウントをフォローし、対象となるツイートをリツイートすることでキャンペーンに参加できます。このキャンペーンは、Twitterの強みである拡散力の高さを生かして幅広いユーザーにリーチすることが可能です。ただし、リツイートで自分のフォロワーに参加を知らせることになるため、キャンペーン応募用のアカウントからの参加が増えやすいことには注意が必要です。
フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン
フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーンは、対象アカウントのフォローと指定のハッシュタグを付けて投稿することが参加条件です。投稿内容の条件も、テキスト・画像・動画などから指定できます。
ユーザーにハッシュタグ投稿を促すことで、自然にUGC(ユーザー生成コンテンツ)を収集できることと、参加ハードルを設けることでキャンペーン用アカウントからの応募が発生しづらいことがメリットですが、ユーザーの参加意欲を刺激できる景品や特典を用意するなどの工夫が必要となります。成功すれば、ユーザー生成コンテンツがTwitter上で自然と拡散することにより、広告配信以上に購買効果を発揮する場合もあります。
Twitterキャンペーンの事例
次にTwitterハッシュタグキャンペーンの事例をご紹介します。更に事例を参照したい方は、他SNSを使用したキャンペーンも含めて、下記のページで最新の事例をご紹介しています。
丸亀製麺様『食いっプリ!グランプリ!』
https://embedsocial.jp/blog/case-studies/marugame-seimen_2021/
丸亀製麺様は参加型CMオーディション「食いっプリ!グランプリ!」のキャンペーンを実施しました。ハッシュタグを付けてうどんを食べる動画を投稿することで参加でき、抽選で同社のCMに出演できるというインセンティブの新しさで話題になりました。
- 参加条件
- 1. 公式アカウントをフォローして、丸亀製麺のうどんをたべている動画を対象のハッシュタグをつけて投稿
- インセンティブ
- 同社のCM出演権など
東京都様『みまもりぃぬ』キャンペーン
https://embedsocial.jp/blog/case-studies/mimamoriland/
キャンペーンを実施するのは、事業活動だけにとどまらず最近では行政や公共団体によるキャンペーンの実施も増えています。東京都様は、街の安全を強化することを目指す目的でTwitterキャンペーンを展開しました。参加者はキャラクターを撮影してハッシュタグを付けて投稿することで、スマートタグなどの豪華景品がもらえるキャンペーンとなっており、参加者が投稿することで各参加社のフィードに防犯の投稿が流れるため、防犯意識の強化に役立つ効果が期待できるキャンペーンでした。
- 参加条件
- 1. 公式アカウントをフォローして、同キャンペーンのキャラクターを含んだ写真をハッシュタグをつけて投稿
- インセンティブ
- オリジナルのスマートタグなど
ハッシュタグキャンペーンの投稿をUGCとして活用する方法
Twitterのハッシュタグキャンペーンによって収集することができるUGCは、自社のWebサイトなどに埋め込むことで商品やサービスがユーザーから高く評価されていることを知ってもらうことができます。
ツイートは簡単にWEBサイトに埋め込むことができるため、下記の参考記事でその方法についてご紹介しています。もし、最新の投稿を自動的に反映したり、反映した投稿のレイアウトをカスタマイズしたい場合には、Embedsocialをはじめとするウィジェット作成ツールが便利です。EmbedsocialはTwitteの他、YouTubeやInstagramなど複数のSNSで利用することができます。
収集したUGCは投稿者の所有物とみなされる場合もあるため、利用にあたってはキャンペーンの参加条件に含めて事前にお知らせすることが一般的です。詳細はこちらの記事やTwitter公式の利用規約をご確認ください。
参考:Twitterの各パーツをブログやウェブサイトに埋め込む方法
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今回はTwitterキャンペーンの特徴などについてご紹介いたしました。Twitterをはじめとして、SNSの投稿収集や掲載が必要な際にはぜひ一度EmbedSocialまでお問い合わせくださいませ!現在『EmbedSocial』では、7日間の無料トライアルやWEB会議でのご案内を実施しております。