Instagramを使った集客では多くの企業が工夫を凝らしています。中でもInstagramキャンペーンは気軽に実施できるため多くの企業が取り組んでいます、思うような成果が出なかったケースも多いのが実情なようです。そこで今回の記事では、弊社の事例など紹介しながら、Instagramキャンペーンの成功事例や成功のポイントなどをまとめました。Twitterキャンペーンについての記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
参考:Twitterキャンペーンのメリットとは?特徴や事例もまとめて紹介
Instagramキャンペーンは、大きく以下の2種類に分けられます。
Instagramキャンペーンは種類によって期待できる効果が異なります。キャンペーンの目的に合わせ、適切なキャンペーンを企画しましょう。
「フォロー&いいねorコメント」を条件にしたInstagramキャンペーンは、アカウントの成長・フォロワー確保をおもな目的とする場合に有効です。ユーザーの行動ハードルをかなり低くできますが、キャンペーン目当てのターゲットとは関係ないフォロワーが増える可能性もあるので注意しましょう。いいねやコメントを条件にすると、Instagramアカウントのエンゲージメント(反応)が高まります。その結果、アルゴリズムで優遇されやすくなり、アカウントの投稿に対するリーチやインプレッションが伸びる効果も期待できます。
『新規フォロワーの獲得』や『投稿に対するエンゲージメントを高める』を定期的に行いたい場合は、「フォロー&いいねorコメント」を条件にキャンペーンを実施しましょう。
「フォロー&ハッシュタグorメンション」を条件にしたInstagramキャンペーンは、新商品などのPRや売上アップをおもな目的とする場合に有効です。投稿を促すと、いいねやコメントに比べてユーザーの行動ハードルが高くなるものの、リアルな投稿を獲得できます。
Instagramキャンペーンをきっかけに、「UGC(User Generated Content)」と呼ばれるユーザーが独自で作成したコンテンツがたくさん投稿されることで、アカウントや商品・サービスの信頼性や認知度向上につながります。このようなユーザーの投稿を自社サイトに埋め込むことで、投稿を口コミ代わりに有効活用・二次利用できるのも大きなメリットです。
ここでは、Instagramキャンペーンの事例を3つ紹介します。いずれの事例も弊社サービスをご活用いただいたもので、工夫を凝らした魅力的なキャンペーンを実施されています。
https://embedsocial.jp/blog/case-studies/casio_ct-s1000v/
CASIO様の電子楽器『CT-S1000V』の発売を記念し、複数のSNSを使ったキャンペーンを実施されています。動画コンテンツ制作を依頼するというキャンペーンの特性上、YouTubeやTikTokといった動画配信プラットフォームも活用しています。
EmbedSocialは、Instagram以外にもYoutubeやTwitter、Tiktokの埋め込みが可能なため、複数SNSから横断して投稿を収集する本キャンペーンにご導入いただきました。
https://embedsocial.jp/blog/case-studies/marugame-seimen_2021/
丸亀製麺様は、『食いっプリ!グランプリ!』と題する、動画投稿キャンペーンを実施されました。各SNSで投稿された動画は、キャンペーン特設サイトの「みんなの投稿動画」として多数掲載されています。キャンペーンの報酬・商品も、他社のキャンペーンにはない独自性があるため、キャンペーンの設計を考える際の参考になります。
https://crosset.onward.co.jp/feature/kekeke/campaign/0707/
オンワード樫山様は、子供服の新ライン『kekeke』のデビューを記念したハッシュタグキャンペーンを、Instagramで実施されました。着用する服とシーンを指定することにより、ブランド観を崩すことなく、新ラインの認知向上を図ることに成功しています。
Instagramキャンペーンを成功させるには、以下の3つを意識するとよいとされています。
キャンペーンの当選商品にバリエーションがあると、興味を持つユーザーは必然的に増えます。リーチするユーザーが増えることで、Instagramキャンペーンの成功確率を上げることができます。
Instagramキャンペーンを通してより多くのフォロワーを獲得したいなら、参加ハードルは可能な限り低くしましょう。下記のような二段構えのキャンペーン設計もおすすめです。
1:フォローするだけで参加できる
2:フォロー+ハッシュタグなどをつけて投稿すると参加できる
オリジナルハッシュタグをつけたキャンペーンはフォロワー獲得には不向きですが、投稿がバズることで結果的にキャンペーンが拡散される可能性もあります。また、不正アカウントによる参加を抑制できるというメリットもあります。
メインで利用するSNSは人によって異なるので、複数SNSでキャンペーンに参加できる設計も重要です。
複数SNSからキャンペーンに参加可能なら、その分参加者の間口も広がります。また、Instagram以外のSNSにおいて商品やサービスの投稿がされるため、より効率的な認知拡大やブランディングにつながりやすいというメリットもあります。
Instagramキャンペーンの始め方とポイントをおさらいしておきましょう。
まずはキャンペーンの目的やターゲットなどの企画について大枠を決定します。
Instagramキャンペーンの企画が固まったら、実際にキャンペーンの周知・投稿を行い、終了後にしっかりデータを確認します。よくある応募が集まらないケースには下記のような場合がありますが、いくつかの仮設を立てて振り返りを行います。
上記のような仮説をもって次回キャンペーンの企画を立案して、改善を繰り返しながらキャンペーンを成功させましょう。一回で成功させることは難しいようですが、継続的に実施することで成功するときの傾向も見えてきます
自社サイトは自然検索で流入するユーザーも多く、Instagramでリーチできるユーザーとは異なる場合があります。そのため、Instagramキャンペーンで獲得できた投稿は、自社ブランドサイトに反映させることでキャンペーンの効果を高めることができます。自社サイトにアクセスしたユーザーに対してキャンペーンで獲得できた投稿を届けると、一種の口コミ(お客様の声)として、新商品やサービスに対する認知度向上や購買のきっかけにもなります。
SNSの投稿をWebサイトに埋め込む方法は複数ありますので、下記の記事でご紹介しています。Embedsocialなら、ハッシュタグを設定するだけで簡単に投稿を収集して、ウィジェット形式でサイト埋め込みが可能です。
参考:WordPressウェブサイトにインスタグラムを埋め込む方法まとめ
今回はInstagramキャンペーンについてご紹介いたしました。Instagramをはじめとして、SNSの投稿収集や掲載が必要な際にはぜひ一度EmbedSocialまでお問い合わせくださいませ!現在『EmbedSocial』では、7日間の無料トライアルやWEB会議でのご案内を実施しております。